日記
むかしむかし、ある男は青春に憧れていた。
焦がれる程に熱く真剣に、そしてその熱さに
焼かれ続ける鉄板のように真面目な男だった。
男は、自分が他人とは違う病を先天性で患っていた。
重く重く、軽すぎる心の病。
それは疱瘡の如く醜く、その男に近付く人間は
悉くその男から離れ、そして蔑まれた。
男は焦がれた青春や、平穏とはとおくとおく
その幼い日々を全て熱い火の海のように燃え広がる憎悪と幻滅、憤りに焼かれ続けながら一つ一つ
未熟なままに、大人の階段を登っていく
時間は風化した男の心を嘲るように、蔑むように通り過ぎた
男は、独りというモノを愛した。
誰にも抱きしめてもらえないので
誰かを抱きしめる必要もないので
男は自分を抱きしめた
男は孤独を抱きしめた
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参考:似ている悩みと対処法
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ひちみ
π- 2024-04-26 00:17
あの男は、
あんたらのために働いてる
だとよ。
働いてるだけで、それ以外の事は無関与な癖に 良くもまあ口にしたモノだ
私は、その男に 苛立ちを隠しながらすっとぼけて口にした。
まるでダンボールにマークのついたシールを貼っている
義務感や使命感でやってるようだな
そう口にした。
そしたらあの男
お前も家族を持てばわかる
だとよ
お前が家族を語るとは!
ハハノ\!!!面白いねぇ
「家族のために働いてる ねぇ?」俺が
そう聞くと、わかりやすく不機嫌になって
何も言ってほしくなさそうに語った
「もー わからん 一生懸命に生きてます」
だとよ!
わからないから 理解しようともしない癖に 父親面をするアンタが
俺は世界一 どの人間よりも気に食わねえって遠回しに伝えてんだけどなぁ??
そのがらんどうで 空虚なサイコパスにこう言った
あんたは俺らに無関与だろ?性格として 人間として
そしたら、あの男 不機嫌になりながら、俺はあんたらのために働いてるって雰囲気で
俺は家族のために働いてる
それしかない。
それしかない? それしかない?それしかない?
それしかない?それしかない?
そ れ し か な いいいいいい?????
それしかない
一生懸命生きてます
お前も親になればわかる?
お まえ は な に も解ってね ええ え ええ
理解を示そうとも解ろうともしない!
私が流してきた痛みもお前から受けた苛立ちも!
私が悩み苦しんだ苦悩にも 何にも触れようとしないで
全部無関与!俺のことを気にもかけない
視野にも入れない ペットだとでも思ってんのか
知らねえが!
今の俺を観て、立派な父親だとでもいいたいのか!?
お前の心は その父親の有り様と同じように空虚でうすっぺらい!
アンタの最も愚かで 悲しく 空い部分。
それは、盲目さだ。
社交性に優れていながら、ニンゲンというモノを理解出来ずに生きてきた器用な機械
アンタの目に映る景色と世界は アンタが一生、理解出来ないモノだ。
目に映して、人間と関わり合える社交性も持ち合わせているのに、人間の内部構造を理解出来ないその愚か過ぎるエゴ。
あんたなんで帰ってきた。不倫したまま戻ってこない方がよっぽどアンタらしかった。
目に映るだけで、盲目と同じように、何も映らない何も解らないアンタは 子供を持って家族をスルなんてごっこ遊び 世界で一番似合わねえのに
なんで帰ってきちまった。
それしかないなんて言うんだったら
おっかあの事なんて、振り向かずに前へ行きゃあ良かった。 俺はこの男が、嫌いだ
がらんどう。からっぽな男。
サイコパス
どして俺を産んだ なんでまた家族を選んだ。
使命感で 「それしかない」と口にする癖に
なんで戻ってきたんだこの人。
空っぽ過ぎて理解出来ない
これが俺の親父。
いちいち不愉快で癪に触る。
俺と何もかもが真逆な男。
このサイコパスは、人間のフリをする癖に、一丁前に知ったか 知ったフリをしてはなしてきやがる。
許せない! 俺は 俺この男を許せない!恨めしい
そういえば、俺は誰かを許せたことが一度もない。
いつも何かに憤るか、まあいいかと捨てるだけだった。
誰かに赦しを乞うような 地面を這いずる蛇のような
クズらしい生き方しかできなかった。
そのくせ、光に集る蛾のように 縋りつきながら
求めながら生きるしかできなかった。
暗闇を彷徨う力があるのに、それでも光に縋るサマは
父親譲りだった。
許せないと、愛も友も燃やし尽くして、全てを壊して
尚憤る私。
あの男が
"人間を理解出来ない故に、無関与に共存出来る機械"
空っぽな男。なのだとしたら
私は
"人間を理解出来るだけ、共感の出来ないエイリアン"
映画のように、脳味噌しかない"怪異物"であり
構造だけしか理解出来ず、他種族のように共感出来ない
寄り添えないのだろう
種が腐ってやがる。
どうして私を産んでしまった
空っぽの器を埋めるモノも
私と同じようなモノも
この世界には存在しないと言うのに、
どうして求めてしまう
水の無い花瓶のように、我々は朽ちていくだけだというのに