私は学生です。

去年。自分の友人グループでケンカが起こりました。
そこで、皆が皆。最終的には離れ離れになったのです。
この一年間。私は聞き続けました。
昔は一緒に笑いあっていた友達一人一人が、いつも誰かの悪口を言っているのを。
「アイツの中身はガキだから」「消えたければかってに消えればいいのに」「悲劇のヒロイン気取り?だったら死ねば?」を、お互い同士が言っているのです。

いつしか、テレビのニュースを見て、そのニュースの悪口を言ったり。好きなゲームをやるのが私の日課になり。
とうとう私は一人を選びました。

ある時。そのグループにいなかった転校生の子と。ある行事の受付の係が一緒になりました。
その子は忘れっぽく、忘れさせない私は何度も「受付来てね!」と言いました。
受付の始まる時間まで、すぐ直前まで言い続けました。
だけど、いくら待ってもその子が来ることはありませんでした。
そして、生徒集合する時遅れてきて。集会みたいなのを終えた後。私は何でこなかったの?と聞きました。
だけど帰ってきた言葉は「忘れてた」でした。
受付が始まる10分前にもずっと言ったのに…。忘れてるはずないんです。


それからでしょうか。
私は、友達を全然信じなくなりました。
上辺で褒められたり大好きだって言われても。本当はそんなこと思っていないんだろ?と考えるようになりました。
ニュースを見ても、嬉しいニュースを見ても悪口を言うようになりました。
とうとう学校にいかなくなり、家族を喧嘩に陥れました。
そして、一番信じてないのが、自分自身なんです。
一番嫌いなのが自分自身なんです。こんなによくしてくれる友達を疑い、家族を困らせる自分自身が嫌いなんです。

今は、心許せるのはゲームやマンガのキャラクター達しか。もういないのです。