人が羨ましくて堪らない。
誰か知らない人たちが共通することで盛り上がっている。
当たり前のこと。
私は何か夢中になれることはなくなってしまった。
あんなに書きたかった小説も、もう書けない。
仕事も辞めた。
部屋も片付けた。

スッキリしてもう後ろめたさもないはずなのに、どうせまた就職活動をしなかったら押し付けられる。
話しても無駄。
でも何もできない。

精神病の映画を見て感動するくせに、両親は病んでる子供のことは見ようとしない。
もう何もかも面倒臭い。
仕事も上辺だけの家族も話すだけで気が楽だった友達に同調できなくなっていく自分も面倒臭い。

自分のために生きようとするけど、どうしたって生きられない。
何の価値もない、楽しくない、合わせたくない。
死にたい。