大学時の失敗から立ち直れません。

今年30歳になりますが、20代は暗くみじめだった、と、虚しい気持ちになります。

それまでも全てが上手く行っていたわけではありませんが、生徒会長もしたし、部活も人並み以上に取り組んで来た自負がありました。優秀と言われる部類であったと思います。

大学に入って、人生がほころび始めました。ただし、全ては自分の責任なので、この重たい気持ちをさらけ出せる場は、どこにもありません。ただ、自分が悪いのです。


大学に入ってすぐ、自分の能力がついて行かず、ショックを受ける日々。土日も一日中机にかじりつき、それでも予習が終わらず、泣きながら焦っていたのを覚えています。自分は必死なのに、周りの友人は余裕でこなしていたのも辛かった。

田舎から東京に出て来て、「凄いところに来た、頑張ろう!」と奮起していたの気持ちも、いつの間にかひっくり返り、「なんてダメなんだ、今まで何をやっていたのか」と自分を責め続ける日々でした。

これではいけないと思い、もともとやりたかったアルバイトを始めました。ずっと憧れていたことなので、頑張れるだろうことはもちろん、気持ちも前向きになる、楽しい日々が待っている!と思いました。

ところが、実際にはじめてみると、仕事内容は好きなのに、億劫に感じたり体調を崩したりして欠勤を繰り返し、結局退職してしまいました。
自分でもショックを受けました。今までは何でも頑張って来られたのになぜ?この時はじめて、もう一人の「頑張れない私」が顔を出したように思います。

その後も、「頑張れない私」を出さないように頑張ろうとしましたが、どんどん蝕まれていきました。

勉強も滞り、2つめのバイトも半ばばっくれ。ストレスを買い物で発散させていたため、クレジットカードの請求が大変なことに…。親に相談すればなんてことない数字だったはずですが、言い出せずに時間が経ちブラックリスト入り…。

それでも、親も多くの友人も「明るく元気でキラキラしてる」と評してくれていたので、そのイメージから脱しないよう振る舞いました。

内実は、自己管理も出来ない、ただの無能で怠惰なクズなのに。笑顔で振る舞っては自己嫌悪し、心の中で自分をサンドバッグにすることで納得しようとしていました。これは今もそうです。

気持ちが安定しないまま卒論、就活の時期に。卒論担当の教授から「抑うつ気味だからメンタルケアを受けにいけ」と言われたことを、「突き放された」と感じてから、転がるように落ちていきました。

「大学を辞めたい」以外考えられなくなり、両親の引き止めも聞かず、5年目で中退しました。

その後はアルバイトをしながら何か勉強して身に着けなければと通信大学、専門学校に入りますが、どちらも半年ほどで気持ちがついて行けなくなり辞めてしまいました。

お金だけ親に無駄に払わせて、なんてことをしてしまったんだろう。でも、あの時は辞めるか死ぬかどちらかしかなかった、だからしょうがないじゃないか…後悔と開き直りの繰り返し。今も書いていて吐き気がします。


現在は、なんとか正社員として働き始めています。何とか人並みに見えるよう、虚勢を張って生きている感じです。

仕事では、上司からは有能と言われるけれど給料は上がらず。ストレスがたまると合わない同僚に辛く当たってしまい、我に返っては後悔しています。また、折角ブラックリストからあけたクレジットカードをリボ払いで結構な額使ってしまいました。何をやってるんだろう?自分で自分が不思議です。



…ここまで書いてきて、何を言いたいのか分からなくなってしまいました。ひとつわかるのは、自分が救いようのないクズだということ。

そこから脱して、地に足をつけて生きていきたいのです。