小学校の時、嫌われてる女子がいた。

その子は多分だけど意見を言うのが苦手だったんだと思う。
だから(なのかな)、上手くいかなかったりするとノートグチャグチャにしたりしてた。

それをみんなは「うるさい」とか悪口言って、笑ってた。
多分行動が理解できなかったからだと思う。

その時ウチはその子に何も出来なかった。
笑うことじゃないってことはわかってたし、どうにかしなきゃって思ってた。
それでも何も出来なかった。
今も後悔してる。

中一のときのクラスメートに勉強が少し苦手な男子がいた。
理解しようとはしてるけどできない感じだった。
その子も悪口言われてた。

小学校の時のことがあるからかな、どうにかしなきゃって思った。
だから、班長になって、班決めでその子をとった。

隣りの席にして、話しかけたり、授業を教えたりした。
教えてる間に授業がどんどん進んでいっちゃって自分が追いつけなくなるのは当たり前。

ノート提出のときにプリント見せてたら、出すの遅れたりした。
周りからは「ノート出してきなよ」とか言われた。
出してきたほうがいいっていうのは正論。
そんなのはわかってた。

だからこそ、「なんで自分はもっと上手くできないんだろう」って思ってた。
自分が遅れれば遅れるほど、その子がもういいよって顔をする。
でも、追いつけないからってほっといていい理由にはならないし、教えてあげたかった。
でも、焦るほど伝わらなくて、正直自分が情けなかった。

先生もその子が遅れてるのはわかってるから、問題何問か出して、こっちに来る。
教えられなかったら、先生を待って、先生に頼んでもよかった。
でも、それじゃウチが隣になった意味ないし、「教えてくれる人がいる」ってその子に教えたかった。
(上から目線だけど)

ほんの少し話してくれるようになった。
喜んでたら、その子は特別学級に通うことになった。
でも、たまにクラスに来てた。
だから、少しは話してた。

少ししてクラス替え。
二年は特別学級のある階だった。
しかも近くの教室で、廊下で会うと手を振ったりしてた。
少し嬉しそうな顔をしてくれて嬉しかった。

今は階がちがうからあんまり会わないけど、会うと手を振ってる。


ここまでは良いとこだけ話してるけど、ほんとはもっと嫌なこともあった。

仲良くして、友達がいるってことを見せようとしてたけど、やっぱり悪口は止まらなかった。
目の前で言われてたりして、自分の不甲斐なさを感じた。
どうしたらいいのか正直わかんなかった。

後半の係決め。
ウチはやりたかった係に手を上げた。
そしたら人数が多くて、何人かが抜けなきゃいけなくなった。
2人位が抜けて、抜けるのはあと一人。
残ってるのはその子しかいない係。
みんな嫌そうな顔してた。
今入ってる係がやりたかったけど、その子を見捨ててまでしたくなかったから、移動した。
みんなほっとした顔してた。
正直ムカついた。
なんでクラスメイトにそんな顔できるんだろうって。

そのあと、「ありがとう」とか、「よく移動したね」とか言われた。
どうしたら、あの子はこんなこと言われなくて済むんだろうって本気で考えた。
でも、わかんなかった。

今もわかんない。
今までしてた行動が合ってるのか、迷惑じゃなかったのか、どうしたらよかったのか、わからない。


でも、これだけは言える。

偽善じゃない。
ウチが二年間してたことは褒められたいからとか、良いことしたかったからとかそういうのじゃない。
ただ純粋に助けたかった。

だから、「関わらない方がいいよ。いじめられるよ。」って言われても、
「自分のせいでいじめられるのは嫌だけど、
人のために行動していじめられるのは別にいい。気にしない。」
って笑って言えた。

今もこの考えは変わらない。


でもたまに、

それは合ってるのかなって頭をよぎる。




どうしたら、あの子を助けられたの?