初めまして。
皆さんは、自分のヘアスタイルってどうやって決めていますか?
私は、正直、センスもないし自分にどれが似合うとかもよくわからなくて、
無難な感じでお洒落とは程遠いスタイルばかりしてきました。
というのも、子供のころから母に、「あなたは顔が暗いから、髪は短くして
顔周りがはっきり見えた方がいい。」と言われ、学生時代はずーっとボブカット。
ボブといえば聞こえはいいですが、いわゆるおかっぱと呼ばれていた髪型でした。
そのせいでしょうか、よく同級生からは容姿でからかわれて嫌でした。
七五三の時も、友達はみんな髪を伸ばして結いあげる準備をしているのに、
プールの授業があるから短くするようにと学校の先生が通達したとかで、
私だけ母にバッサリ切られてしまい、結局七五三当日まで髪が伸びず、
髪を結うことができませんでした。
そんなことがあったので、成人式だけは伸ばして今度こそアップにしたい!
そんな秘かな希望はあったのですが、これまた母にダメだしされて、
ギリギリ上がっただけの髪型で、再び、後悔することになりました。
母曰く、知り合いの方の娘さんがショートカットでとても素敵にセットしてたと。
みんなロングでアップにしてるんだから、だったらショートの方がかえって目立つからいいと思ったようでした。
私は、目立ちたくなんかありません。
むしろ、埋もれたい方なんです。
母は母なりに、少しでも娘を良くしてあげたいと思ってのことだったようです。
成人式に関しては、ちょっと訳ありでそれが余計にいつも以上に過剰になっていたのかもしれません。
20歳にもなって、自分の意見を通せず自分でも情けなかったなと思っています。
ただ、その時は反発する勇気もないまま受け入れました。
その後は、学校が忙しくて美容院に行く時間も取れなくなるのを理由に、短く切ってしまった髪を伸ばして
ロングにし、パーマをかけたりしていましたが、私の髪が抜け落ちて目立つらしく、「さっさと切っちゃいなさい。
あなたには似合わない。」と言われ続けました。

成長するとともに髪質が変わり、癖がひどくなったのでボブにするとどうしてもはねてしまい、
寝ぐせのようにみえるので、ブローの限界を感じ、美容師さんと相談して肩より下に伸ばして
重さではねを防ぐようにしていたのですが、それでもまだ長いと言われていました。
美容師さんに言われた通りに説明しても、母は理解しようとしてくれませんでした。
とにかく、似合わないと言われ続けました。
悪夢は三度来るもので、結婚式前もまたまた切らせてショートにしようとしたので、
今度ばかりは絶対に阻止すると押し切りまして、初めて自分の思い通りにすることが出来ました。
おそらく、ごれが唯一の成功体験だったかもしれません。

結婚して、実家から遠く離れたことで、ようやく自由に髪型を変えることが出来るようになりましたが、
会うたびに、相変わらず似合わないと言われて、もう何がダメなのか分からなくなってしまいました。
今通っている美容室に行き始めたばかりのころ、髪の色が黒で少し重たいから、ちょうど夏になるし
カラーリングして明るくしてみない?と薦められたんです。
私、それまで一度もカラーリングしたことなくて。
理由はずっと、母から反対されていたからでした。
昔の人なので、髪を染めるということに偏見があってファッションとして見ていないんだと思います。
白髪になれば、否応なく染めなくちゃいけなくなるんだから、若いうちは黒のままでいいと。
それが母の持論でした。
服装の乱れは心身の乱れとでも言いだすくらいの勢いでいつも言われていたので、
そういうものなんだと、ちょっと洗脳?されていたのかもしれません。
結婚して独立している身だとというのに、実家の母に染めるなって言われているから染められないって、
馬鹿正直に美容師さんに話したら、ものすごく驚かれ、その考え方はおかしいと初めて指摘されました。
もう子供じゃないんだから、それぐらい自分で決めていいと思うと。
染めたくないならやらないけれど、染めてみたい気持ちがあるのに、親に怒られるからって
中学生みたいな理由でしないなら、どうなんだろうね。
そんな感じでかなりドン引きしてました。
今ならそうだろうなって私自身も思いますが、その時はまだ、「そうだけど、でも怒られそうで・・・。」って
心の中では迷ってたんですよね。
結構、はっきりと物を言う美容師さんで、思いっきり言われてしまいました。
以前なら、それだけはっきり自分を否定した人は怖くて受け入れられなくてどうしようってなってたと思いますが、
あの時は気持ちいくらいズバッと指摘されて、たぶん、どこかで自分でもおかしいってわかっていたけれども
それを認めずにごまかしていた気持ちをはっきりと第三者に肯定されたことで、何かが変わったんだと思います。
このことがきっかけで、ようやくおかしかったことを自覚できた気がしました。

まあ、こんな感じだったので、自身でセンスを磨くということをしてこなかったし、
たぶん、元々センスもないから、お洒落とは程遠いのも事実です。
正直、似合っているのかどうかについては、自分でもわかりません。
今でも時々、母の呪いとでも言うのでしょうか。
一人で何かを決めようとすると、ダメだしの声が聞こえてくるような気がしてしまいます。
洋服選んでいるときなんか特にそうです。
今になって思うと、私に似合う髪形を薦めてくれていたのか、母にとっておかしくないと思い込んでいる
髪型だったのか。
母が未だに短くして顔周りを出すことに拘る理由もわかりません。
顔が暗いからというのも、まあ地味顔ですのでそこは間違ってないんですが。
母の薦める髪型ならば、それを解消できるのかについてもよくわからないんです。
結局、母がどう思っていたのか聞いたところで平行線ですし、すぐ言い負かされてしまうので、
ここで皆さんに意見を聞いてみたいと思い、書き込みさせていただきました。

母の判断が基準であり、そうやって育ってきてそのまま流されてました。
自分で決められないことがおかしなことであることさえ、気付かず生きてきちゃいました。
単なる優柔不断な性格のため、だから決められないんだと思い込んでいました。
周りからもそう言われていたので余計にです。
意を決して、自分で決めなくてはいけないと思っても、どうやって決めていけばいいのか。
そのプロセスがいまいちわかりません。
なので、皆さんの意見を少し参考にさせていただき、これからの自分の生き方に生かせたらなって思って
長々とかなり自分語りもしてしまいましたが、質問させていただきました。

小さなきっかけでも、変わるきっかけにしたいんです。
みなさんは、ヘアスタイル決めるとき、どのようにしてますか?
何でもいいです。
教えてください。
よろしく願いします。