看護学部に通う大学生です。
看護師を志す理由になったのは、昔仲の良かった友人のお母さんが看護師で、その友人が「看護師になる!」と言っていたからです。その言葉を聞いて私もなんとなく「看護師になる」と思って生きてきました。

高校受験の時も、どの高校に入れば有名な大学の看護学部に入れるのかを考え志望校を決めました。昔から周りよりは勉強ができる部類に入っていたという自負もあったのですが、それでも検討していた高校が自分のレベルよりはるかに上だったので、みんなより早く塾にも通うようになりました。

そして、第一志望の高校に合格して通えることになりました。元々の自分よりレベルの高い高校だったので、要領が悪く、周りよりもできる部類だった自分が落ちこぼれていくことが精神的に辛かったです。

要領が悪いというのは、真面目に授業を受けて綺麗にノートを取るが、全然頭に入っていない状態で、テスト前には1からということです。

また、高校受験を必死に頑張ったつもりだったのにもかかわらず、第一志望高校に合格したことを両親に「たまたまだ」と親戚の席で笑い話にされるようになりました。そのおかげで、「わたしは頑張っても意味がない」とひねくれてしまいました。

そして高校3年生で受験の時、流石に頑張らないといけないと気持ちを入れ直し、自分なりに頑張った結果が、不合格でした。

幸い、滑り止めで受けていた大学に合格していたのですが、自分的にはずっと目指していた大学に行けないことへのプライドから浪人を考えていました。しかし、両親には「頑張っているようには見えなかった」と話を聞いてもらえませんでした。

大学生になり過ごしていくなかで、どんどん自分の考えていた看護師と本来の看護師とのギャップや、本当に自分のやりたいこととの葛藤に悩まされるようになりました。

やりたくもないのに毎日のように山積みの課題。要領が悪く他のことをしたいのに全く手につけることができない。他の職業に就職したい。昔から看護師になりたいという思いを持っていたけれど、それはいつしか途中から自分への言い聞かせでしかなかったのだとも気づきました。

両親からは、「他の職業に就職するにしても大学だけは出たら?」と言われますが、正直これから始まる実習のことを考えると死にたくなります。と言いますのも、これまでも学校で短期間ではありますが実習がありました。

これからの実習よりは甘めに見てくれていましたし、やりやすい環境ではあったのでしょうが、私は要領が悪いので1日の拘束、実習終わりに学校に残ってレポート、それでも終わらなくて自宅に帰ってレポート、ほぼ寝ずに実習。それの繰り返しでした。

それでも全てをこなすことができず、勉強不足で何度も怒られました。本気で看護師になりたければ耐えるしかないことなのですが、なりたくないと思っているものにこんなにも時間を使うことが自分の人生において本当に大切なのか、わからなくなりました。

自分の人生の価値とはなんなのか、わからなくなりました。

また、大学の友人と話をしていると看護師としての将来の話になり、話を聞くのも辛いです。

昨年度は、どうしても看護学生が嫌で親に頼み、編入学という道も考えました。しかし、学年が進むにつれて勉強の量が増え、なかなか時間をとることができませんでした。

それでも自分なりに遊ぶ暇や寝る暇も惜しんで勉強していました。しかしそれでも両親に「頑張っているようには見えなかった」と言われてしまいました。私は両親にだけは頑張りを認めて欲しかったのに、それもこれまで同様なかったです。

本当は他にしたい勉強とかしてみたいお仕事とか興味が広がって専門だけでなく様々なことを学べる環境に行きたいと思っています。しかし、今も他のことに手をつける余裕はなく、毎日課題と将来のことに追い詰められながらプライベート充実などできず、何も面白みのない人生を歩んでいる自分に嫌気がさします。

夜中になるといつも何故か涙が出て、不安な気持ちに押し潰されます。どうすればいいのかわかりません。わたしは価値のない人間だと思うこともあります。なくなってしまえばこんなに悩まなくても済むのだとも思います。

このまま看護学生として大学に通うことが私の人生において大事なのでしょうか。人生の1番楽しく、様々なことに挑戦できる時期に、学校に行くだけでなんの気持ちもなくただこなすだけの毎日でいいのでしょうか。
支離滅裂な文章ですが、よろしくお願いいたします。