はじめまして。中学2年の赤女といいます。お世話になります。

「赤女」と名乗る割には男子ですが。このニックネームにはちゃんとした成り立ちがあるのですが、それはまた今度お話いたします。

今回私がココオルさんに相談したいのは、私のうつ状態についてです。

私は、小学2年生のとき、自殺を思い立ちました。珍しいのでしょうか?

誰にも相談する気になれず、ズルズルと自殺念慮とともに6年過ごしてきました。死にたいと考え続けているのみならず、心から楽しいと思ったこともなく、なぜ今こうしてココオルさんにメールをうつことができているのか不思議なくらい、自殺を考え続けた6年間でした。当然、自殺念慮の理由も分かりません。

中学2年になり、出始めたのが自傷行為です。

シャーペンで自分の左手を幾度も刺して、手が真っ赤に腫れたこともありますし、鋏で自分の爪を削り、そのまま貫通して怪我をしたこともあります。どちらの自傷行為もまだ治っていません。

今も何も変わることなく、味気なく、色の抜けた世界で黒っぽい親に嫌味を言われ、棺のような電車に乗って、グロテスクなほかの乗客を避けて私の眼は虚空を見つめ、学校でも先生や友達、いえクラスメイトとは話すものの、意義も見いだせず、楽しさも感じず、ただ空想にふけり、気が付けば過去のトラウマに支配されています。

この状態から自然に抜け出られるなら私はその時を待つので、いいのですが、一旦全てのものから離れて、休んだ方が良いのか、わからないのです。

常に私の背後では母親が小言を言い、父親が拳を握りしめています。何も信じることができず、私は得体の知れない、存在の証明すらできないただ1本の糸に吊り下げられています。そのくせして猿轡をはめられ、手かせ足かせで身動きは許されず、悩み、苦しみ続けています。

きっと私の親は、私の精神がこんな状態だと知ったら、殺すか、離縁するでしょう。

だからこそ、ココオルさんにお願いしたいのです。私はどうすればいいのでしょうか。病んだ思考を何とか狂気から守り、どのような行動を起こせばいいのでしょうか。

「自殺を計画し、実行する気力も抜けた今、やっと見つけた、敵ではないけどよく分からない何か」こんな風にしかココオルさんを認識できません。本当に申し訳ありません。

しかし、助けてほしいのです。導いて頂きたいのです。どうかお願いします。

赤女は待っています。