始めまして。
私は大学4年生です。
就職活動をしなければならないのですが、「企業に就職する」ということや「就職活動」に対し妙な違和感や嫌悪感を感じてしまい、どうも気が進みません。
3年の頃には、就職の為に何かしなければ・自分を変えなければ……と思い、大学の就職キャリアセンターに足を運んでいました。
しかし、私は人に相談することが酷く苦手で、初めてキャリアセンターに行くときは酷く躊躇いました。やっとの思いでキャリアセンターの職員さんに自分の不安について打ち明けたときは思わず泣いてしまいました。そのことについて思い出すと見っとも無いことをしたなぁと思います。
それから、就職活動に向けての準備をするためにキャリアセンターが主催する講座に参加するようになりました。しかし、講座などに参加するうちにいろいろと違和感を感じるようになりました。口角を上げ、無理矢理笑顔を作ることが苦痛に感じました。お手本として見せられたやり取りが酷く空虚なものに見えました。聞いていることをアピールするための相槌がなんだか気持ち悪い、と感じました。これらのことは社会で必要とされている行為です。でも、私には上辺だけで空っぽな行為にしか思えませんでした。そんなことから、自分は社会に適合しない・出来ない人間なのではないだろうかと思うようになりました。
「他の人が参加しているし私も参加しなければならないのだろう」と思い、インターンシップにも参加しました。両親から参加しろと言われた、というのも理由のひとつでした。
まず最初にインターンシップに参加するため、大学の教授やキャリアセンターの職員さんと面談をしながら企業に提出する書類の内容を完成させるということをしました。
企業へPRするための長所などを聞かれましたが、私には自信になるようなことが何一つ無く、黙り込んでしまうことがよくありました。面談相手の視線が「何か一つくらいあるだろう」と言っているように感じ、それに耐えられずその場をやり過ごすため心にもないことを言うこともありました。面談中は緊張するあまり、手の甲を掻いたり爪を立てたりしていました。
なんとか書類を完成させ、1週間のインターンシップに参加しましたがさらに自信を無くしてしまったように思います。他の大学から来ていた学生さんは立派な人ばかりで「この会社に必要とされているのはこういう人たちで、自分のような人間は必要とされないのだろう」と感じました。
インターンシップ終了から暫くして、履歴書を書く機会がありました。これも職員さんによる面談がありました。「長所のひとつくらい」という雰囲気に耐え、無理矢理言葉を吐き出しさせられているような感覚を覚える面談を乗り越え、なんとか完成させました。そしてその履歴書の文章を改めて読み返したとき、私は酷く絶望しました。履歴書のPR文章に書かれていたのは「私のこと」ではなく「私ではない何かについて」でした。心にも思ってないことを参考に作られたものですから、当然の結果です。
それから、職員さんを味方だと思うことが出来なくなりキャリアセンターには行かなくなってしまいました。
就職説明会や会社の説明会に行ってみたこともありましたが、だんだんと同じスーツ・同じ髪型・気持ち悪く感じる化粧・意図がよく理解できない、ヒールの高い靴などに漠然とした嫌悪感を抱くようになりました。
これらの物事を、嫌だ・気持ち悪いと切り捨てることはよくない事だとは薄々思いつつ、どうしてもそれらを受け付けることが出来ないのが現状です。
働かなくてはいけない・何処かへ就職しなくてはならないという思いから就職説明会などに出ながら自分なりに就職について考えてみるのですが、あまり良い考えは出てきません。
そもそも私にはやりたいことや将来の夢がありません。「この業界でこんなことをやりたい」といった目標がありません。だから、就職するために無理矢理言葉を繕って、理由を作らなければなりません。他の方々はきっと明確な理由や夢を持っていると思います。そんな人たちに勝てる気がしないのです。上手く企業を、面接官を騙せる気がしないのです。
もし万が一企業に入れたとして、そこで本当に仕事を続けられるのかということも考えます。働き始めれば何とか続くかもしれないという意見もあるでしょう。しかし私は続けられるとは思えません。結局、やめてしまうような気がするのです。最近、物事がなかなか続かないです。大学も学年が上がるにつれだんだん行かないようになってしまいました。元々、大学進学も「なんとなく」「周りが行くから」「就職しなくてはならないから」といった理由でしました。「好き」や「目標」はありませんでした。勉強は大嫌いでした。今では辞めたいと思っています。就職もこれの繰り返しになってしまう気がしています。
最初のうちは変わらなければならないと思っていました。しかしだんだん本当に変わりたいのかと自分自身に疑問を持つようになり、今では自分はどうしたいのかが分からなくなってきました。
このままではどうしようもない。どうにかしないといけない。そう思い、誰かに相談しようと何度か思いました。しかし相談出来る人がいませんでした。
大学に友達と呼べるような人はいません。
両親にも相談は出来ません。いざ相談しようとすると声が出てこないのです。喉の辺りで何かが引っかかるような感じがして、とても苦しくなります。それで何度もタイミングを失ってきました。相談したくても話せないせいで、何を考えているのか分からないと怒られたこともありました。両親に相談することはもう既に諦め気味です。
カウンセリングなども考えたことがありますが、怒られるのではないか・結局傷つくことになるのではないかと考えてしまい、なかなか踏み切れません。
そして昨日の夕方頃、偶然このサイトの存在を知り相談してみようと思いました。しかし、いざ書き込もうとした直前に「本当に相談していいのか」と不安になりました。それから別のことをして気を紛らわせたりページを行ったり来たりして、やっと相談する決心がついたのは夜明け頃でした。
先程も書いたように私は相談することが大の苦手です。相談しようと思うと頭が真っ白になったり声が出なくなります。今、この文を書き込んでるときも何故だか胸が苦しく感じます。このことも自分は社会に向かないと思う理由の一つです。
最近、ふと「楽しい」ってなんだっけ、と思うことがあります。好奇心や向上心が完全に死んでしまったような気がします。もうずっと一人でいいやと思います。「自分はどうしてここにいるんだろう」と自分の存在に違和感を感じることがあります。生まれてこなければよかったと思うこともあります。不安な要素が多すぎてどうしようもないように思います。
ここまで書いてきましたが、自分は今、何を聞きたいのかということもぼんやりとしています。何をどうしたいのかがよく分からないのです。すみません。
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参考:似ている悩みと対処法
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みらー(臨床心理士)
π- 2016-09-09 11:51
仕事の事や将来のことでお悩みなんですね。
昨今の就活は困難を極め、皆さん苦労されていますね。
そういうこともあってか、最近では、就活うつという言葉も登場するようになりました。
就活うつとは、就職活動が失敗や行き詰まるストレスでメンタル面に不調をきたし、抑うつ状態に陥ったり、うつ病を発症したりすることです。
これは珍しい現象ではなく、NPO法人POSSEの2010年の調査によれば、7人に1人が就活うつ状態であるという結果が出ています。
このような過酷な状態で、いろいろなことがわからなるのは当然の反応といえます。
また、そこまでがんばられているのですから、うまくいかなかったとしても社会全体がそうなっていることや、ある程度運次第であるということを考えて、自分を責めず、開き直ってもいいのかなと思いました。
そのうえで、大事な事はご自分がどういう風になりたいかと言うところがありますが、それはいかがですか?
その上で、いい状態になれるようによかったら一緒に考えていきましょう(^^)
con
π- 2016-09-10 03:31
「どうなりたいか」「何がしたいか」今まで様々な場面で聞かれていました。
その度に周りに流された、本当に自分の意志なのかよく分からないような答えを出していました。
それらの結果が今の現状につながっていると思います。
今回はちゃんとした答えを出したいと思い、考えました。
しかし、一つ考えを出す度「これは本当に自分の意思なのか」等、邪推してしまい
うまくまとまった答えを出すことが出来ませんでした。
自分で自分のことが分からない、自分自身を信用できない
まずはこれらの事をどうにかしないといけないと思います。
しかし、辛うじて出した結論ですらまだ不安に感じます。
みらー(臨床心理士)
π- 2016-09-12 10:32
自分を信用できずまた結論を出されるのも不安なのですね。
そのあたりがconさんのいきづらさとつながっているのかもしれませんね。
もともと何かを選ぶ、決めると言う事は苦手ですか?