妊娠4ヵ月の妊婦です。
両親が若くして親になり、経済的に苦しく、遊びたい盛りの両親、昼は仕事、幼稚園のお迎えはいつも一番最後、夜や休日は弟と私を置いて一日パチンコに出かけることが多く泣きながら、母親の洋服をタンスから引っ張り出し匂いで寂しさを紛らわし帰りを待つ日々でした。
このように、幼少期から寂しい思いをしていたのを鮮明に覚えています。
小学生に上がってからも一年生から鍵っ子。夏休みや冬休みは父の地元の離島に子どもだけで追いやられそこでも、異母兄弟の父の娘であったことで良い対応はしてもらえず、幼心に離島へ行くのも辛い休みでした。
毎日毎日、下校後は静かな家に帰って、団地の外で夕方母が帰るまで待っていました。
幼心にも、子どもながらにも、プライドや羞恥心や、温かく見守って欲しいことはあるのに、ズカズカと入って平気でけなして、約束は全然守ってもらえず、悲しい思いをたくさんたくさんしました。
高校2年の私の誕生日の日には、家計をうまく回せなくなった母親が父に内緒で借金をつくり、首が回らなくなり自己破産をしますと家を出て行きました。結局母は家に戻りましたがそんな出来事、毎回の離婚話、何度も何度も私と弟は苦しみ悲しみ悩みました。

その後短大へ出ても
卒業して地元を離れても
結婚しても
妊娠しても
私、こんな親に育てられて、こんな親からの愛情や育てられ方しか知らずに同じようにお腹の子にも接してしまうのではないかと不安で恐怖なのです。