子供に愛情を注げないことに悩んでいます。
大切か大切じゃないかで考えれば、もちろん大切に思っている我が子ですが、他の親御さんが子供に向けるような特別な愛情が湧いてきません。
思えば産んだ時から、出産の瞬間「ああ、出た」と思っただけで、感動も何もありませんでした。赤ちゃん〜幼少期は確かに可愛いと思っていましたが、小学校も中学年以降は可愛いと思わなくなりました。
今子供は中学生です。この先きちんと大人にし世に送り出すのが親の勤めだと思いますし、同時に世に送り出したら、その先は子供の責任だとも思っています。
こんな義務的に子供を育てている自分に不安を感じますし、子供に悪影響がある気がしてなりません。
自分自身の親の不適合さに嫌気が差します。
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参考:似ている悩みと対処法
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竹牟禮基
π- 2019-04-08 04:02
僕はまだ若輩者で教育や子育てなどに関しては完全など素人なのですが、いくつかお役に立てる事があるかもしれないと思い、馳せ参じました。
安心してほしいことが一つあります。
大丈夫です。まだあなたは引き返せます。なぜならお子様を傷つけておらず、「自分はこのままでいいのか」と言う問題意識がおありで、ご自身の問題に気づいておられるからです。毒親に育てられてきた僕にはわかります。
どんな心の病や狂気も自覚が無ければ救いは有りません。
僕は精神病院の隔離病棟で自覚症状が無く、16歳からずっと入院しているほどの高齢者をごまんと見てきました。
だから、正しい対処さえすればきっとお子さんともうまくやっていけるはずです。
僭越ながら、僕から提案です。
自分のお子様を好きになれないのであれば。他人のように感じてしまうのであれば。
いっそのこと、他人を徐々に好きになり、友達になって家族になるように、少しずつ関係を築いていけばよいのではないでしょうか。
僕など言えた立場ではないのですが、きっと世の中の男性が父親になるにあたって、子供の事を最初から必ず好きになれるとは限らないのではないでしょうか。
月並みな回答を口にすることほど、深い悩みを抱えた人にとって残酷なことは無い、と思います。
ですが事実、この世は正しく十人十色です。様々な人がいます。家庭で幸せに暮らした人もそうでなかった人も両方います。
ですが、どんな人が親になろうと子供を愛せるかどうかはその人次第だと思うのです。
この世界はあらゆる人々に平等に不公平です。辛い想いをなさっているのはきっとご自身だけではない筈です。
僕はクリスチャンです。どちらの宗教にご所属かは存じませんが、聞いて下さい。【聖書】にはこう書かれています。
【マタイによる福音書 第7章1節~5節・第7章7節~11節】
「1.裁いてはいけません。裁かれないためです。
2.あなた方が裁く通りにあなた方も裁かれ、量られるからです。
3.またあなたは兄弟の目の中の塵(他人の誤ったものの見方)に目を付けるが、自分の目の中の梁(他人よりもさらに大きな間違ったものの見方)には気づかないのですか。
4兄弟に向かって『あなたの目の中の塵を取らせてください』などとどうして言うのですか。見なさい、自分の目には梁があるではありませんか。
5.偽善者たち。まず自分の目から梁を取り除きなさい。そうすれば、はっきり見えて兄弟の目からも、塵を取り除く事が出来ます。
7.求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。叩きなさい。そうすれば開かれます。
8.だれであれ、求める者は受け、探す者は見つけ出し、叩く者には開かれます。
9.あなた方も、自分の子がパンをくださいというときに、誰が石を与えるでしょう。
10.また、子が魚をくださいというのに誰が蛇を与えるでしょう。(お悩みの通り一般的に言って、誰がお子さんが愛情を欲しがっているのに、全く正反対のものを与えるでしょうか)
11.してみると、あなた方は、悪い者ではあっても、自分の子供には良い物を与えることを知っているのです。とすればなおのこと天におられるあなた方の父がどうして求める者たちにいい物をくださらない事があるでしょう。
勝手ながら、無宗教の方かと推測しております。
それでも、相談者様はご自分の子供を愛したいと思うからこうしてご相談されたのだと思います。愛した方が良いと知っているのでしょう。
運命を神ととらえるか只の運命と捉えるかは、完全に人の勝手です。イデオロギーのぶつかり合い程、不毛な議論はありません。ですから、【父なる神】と書いてある部分はぶっちゃけ無視して下さい。大事なのは書かれている事です。
聖書は宗教ですから、歴史に関することを記したものではぶっ飛んだ物が多いですが、どんな記述も言いたいことは一般論ばかりです。
真理真理とやけに五月蠅く酔っ払いが管を巻くように、布教して回っていますが、あれらは普遍的な一般論に過ぎないのです。
それも、なるべく多くの人を救えるように設計された人生に対するほとんどが載ったQ&Aでもあります。
キリスト教関係者は口々に素晴らしいと賛美していますが、やっている事は人としてごく普通のことです。
素晴らしいと賛美することが彼らの仕事でもありますから仕方のないことです。
でも、普通のことほど続けて行うのが困難なことは有りません。それが善いことならなおさらです。
だからこそ、ハードルを下げたごくフツーでちょっと頑張ればたいていの人が出来るように設定された、善行のリストの実行と、人生のトラブルシューティングを僕たちはやっています。
運命という者は父親の様なものです。
因果応報などの運命に関する一般的なことわざを集約して総合的に考えるとわかりやすいと思います。
悩み苦しんでいるあなたでさえ、どうしたらいいのか解っているのに、運命なんて人智を超えたとんでもなくドでかい代物自身がそんなことも分からない筈が無いのです。
いいことを教えて差し上げましょう。「渡る世間は鬼ばかり」という常識が通用しない場所が一つだけあります。
歴史のある宗教の施設です。なるべく、人が集まれるスペースがある施設が良いでしょう。
そういう場所を探すのが面倒くさかったら、教会に行くのも手です。全国どこでもありますし、基本的に人の集まり方は一定です。
注意してほしいのは、変な宗派や危険な思想をもった新興宗教には入らないことです。
要注意宗教をリストアップしておきますね。
①天理教
人にされたいことを人にしなさいという事を教義にしています。
キリスト教でも同じことを言っていますが、ここはそのことに焦点を当てて特化してきた経緯があるのだと思います。
ですが、多額の上納金問題や、牧師に当たる指導者と信者の激烈な上下関係により、本来の運営方針からかなり逸脱しています。内部信者でさえ勧誘行為をためらうほどです。絶対に引っからないようにしましょう。
②密教立川流
仏教なのに肉を貪りセックスしまくる異端宗派です。
行為の最中に出たそういう汁を仏さまに仕込めば願いが叶うと本気で考えられていた最凶宗教ですね。
幸いなことに今では弾圧され、残っていません。
③アルフ光の輪
コイツらだけはマジで関わるな!言わずと知れたオウム真理教の後継団体。ヨガ講座勧誘のステルス紙爆弾を絨毯降下している。ヨガスタジオの名称が見出しに出てきておらず、「ヨーガ」と妖しいフォントで記載されていたら要注意!
巧みなマインドコントロールで引きずり込んできます。宗教を抜きにして友達になって来るのでそこから足元をすくわれるケースが後を絶ちません。
④キリスト教・エホバの証人
キリスト教原理主義の異端宗派。キリスト教原理主義とは、聖書を読む際、書かれている事をそのまま額面通り受け止めてしまう考え方のこと。
鞭で打つという比喩表現が聖書にはあるのですが、それを額面通り受け止めているため虐待が裏で容認されている逆十字的な奴らです。絶対に関わらないこと。世の中に嫌気がさした人の終着駅です。勧誘にくる場合が多いですが、さっさと追い返しましょう。同胞だからこそ警告します。あいつらは異端です。
幸い宗教団体は無宗教の人にも寛容です。なぜなら、宗教とは悩み苦しむ人たちのために生まれた分野なので、そうした人たちの味方にならなければそれは宗教と呼べないからです。(例外として救済ではなく、文化として定着しているだけのケースもありますがそれはさておき)
もし本当にお子さんに手を上げそうになったり、心無い言葉が胸から溢れて止まらなくなってしまったら。
どうぞ、その時こそ福音派教会にいらしてください。驚くべきことに教会の中ならどこに行っても相談相手がいます。
色んな人がいますよ。俗世間と教会のはざまでしたたかに生きている人もいれば、信じたいのにどうしても信じられない人もいます。そうかと思えばものすごく敬虔で優しく思慮深い方もいます。一つだけ言えるのは、よく宗教施設にありがちな「誰もが口をそろえて、主神をべた褒めしている」というのはちょっと極端かもしれません。
同じ宗教の集まりなので意見は大体同じですが、家族に連れて来られただけの人もいますので最初は余り信心深くない人に案内してもらうのが良いかもしれません。
なぜなら、信心深い人ほど浮世離れしていて話がかみ合わないことがしばしばあるからです。
そういう人はかなりヤバいので静かに距離を取りましょう。
本人たちには悪気は有りませんが、神の敵とみなされると徹底的に見下されます。要注意です。
そういう人たちを除けば基本的にはみんな気のいいお爺さん御婆さんや少年少女ばかりです。
たぶん、同世代の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
キリスト教に入信することを決めたら是非ともお勧めしたい場所があります。
北海道の札幌、余市という駅から徒歩10分にキリスト教系のグループホームがあります。
最近友人に勧められたのですが、家庭に横たわる問題を聖書の観点から根本的に解決できるのだそうです。
北海道の自然豊かな大地で朝早く起きて聖書を学び、農作業などを通して心を癒す・・・。
何よりの特徴は無料という事です。家族経営なので意味合いとしては下宿とは名ばかりの家族の一員に加えてもらう形です。
ビジネス的な関係は一切ありません。ただし、規則が厳しいです。貞淑・質素がモットーらしいので、サブカル好きにはきついかもしれません。
URL貼っておきます。
http://www.keisenjyuku.com/about_keisenjyuku/
もしも、天のお父様を信じるつもりがあるのなら、本気でどうにかしたいのにどうしようもなくなる前にここに相談して下さい。
最後に。
いいですか?
脅かすようで申し訳ありませんが、子供は親から受けた暴力の一切を生涯忘れません。
当たり前ですが、子供は未熟だから子供なのです。成長している途中に悪影響を与えると取り返しのつかないことになります。
子供の気持ちとしては、抱え込まずに自分に打ち明けて欲しいのです。
もしあなたが僕のお母さんなら、きっとそう思います。
あなたの本当のお子様が、どんな気持ちでいるかは大体察しがつきます。きっと何も知らずに、もしくは薄々勘づきながらも気付かないふりをしているのでしょう。
知らないか知らないふりをしているのならなおのこと、そうでないとしても、つらい気持ちを打ち明けて欲しいと思うはずです。
質問者様が真っ直ぐにお子様を育ててきたのであれば、きっとお子様もお母さんであるあなたをどうにかして救いたいと思うでしょうし、またその果てに多くの愛がある事も本能的に知っているはずです。
どうぞ、宗教云々は一旦さておき、お子様に悩みを打ち明けてはいかがでしょうか。
どんな子供でも「あなたのことなんかなんとも思っていないから」と言い渡されたらショックを受けるはずです。
でもそのことで苦しんでいると聞いたらきっと力になってくれるはずですよ。
もう一度引用します。
【求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。叩きなさい。そうすれば開かれます】
この事を絶対に忘れないでください。大丈夫です。
『人が想像できることは必ず人が実現できる』----SF小説の父、ジュール・G・ヴェルヌより
質問者様にに神のご加護があらんことを。アーメン。
げんこ
π- 2019-04-22 19:35
ご丁寧な返信ありがとうございます。
他人から徐々に関係を築いていってみては、というご提案は目からウロコでした。
気を張りすぎず、娘との距離を縮めていけるよう、努力と話し合いを続けていこうと思います。
ありがとうございました。