私は実家暮らしの大学生です。

私の父親は、頑固で、短気で、カッとなるとすぐに手が出るような性格です。
私達家族は、常に父を恐れ、父を怒らせないように気を張って暮らしていました。

そんなある日、大学のサークルの関係で帰りが遅くなった私に対し、父は、私が帰るや否や、私が息ができなくなるほど叩いてきました。そして、父の部屋に連れられ、夜が明けるまで罵声を浴びせられました。「お前は馬鹿だ」「お前は弱い」「お前に教師なんかなれない」「育て方を間違った」など散々言われ、終いには「大学を辞めろ、さもないと縁を切るぞ」と言われました。

話が終わった後、私は父に対する恐怖で震えが止まりませんでした。
数日間、無気力状態が続き、今も父の監視下にあります。

大学を辞めることは免れましたが、サークル、バイト、友達と遊ぶことを禁じられ、勉学のみ励むようにと言われました。
父は、一家を自分が支配したいという思いが強く、家族に対して脅迫的です。

私はいつからか、父に本当の自分をさらけ出すことができなくなり、父の前で自分を作り、父を肯定し、父の言うことだけを聞く人間になってしまいました。それが家庭の平和であると思っていました。

今まで、父は昭和の頑固親父のようなものだというくらいに捉えていましたが、もうそれは違うのではないか、毒親なのではないかと思うようになりました。

父は私にとって、害以外の何者でもありません。