すみません。相談ではないのですが
つぶやきだと文字数がどうしても足りないので
ここに記させて下さい。
そっと背中を押してくだされば幸いです。

二年前祖母が亡くなりました。
三年前に祖父を病気で亡くし、その前にも飼っていた犬を亡くし、祖母は皆を見送った後
自宅で一人ひっそり息を引き取っていました。

死因は自殺ではなかったものの、
持病も無く、旅行やボランティアにも積極的に参加しており、今後の予定も立てていた人だったので
親戚は勿論、祖母を知る人にとって本当に衝撃的な出来事でした。
でも恐らく、祖母本人が一番驚いているんじゃないかなと思います。


祖母は芯こそ強いけれど、あんまり他人に干渉しないタイプでした。
生前祖父は毎日飲み歩く人で、よく喧嘩もしていたそうなので「今日は会話してないわねえ」と冗談交じりで言うこともしばしば。
だけど、毎朝祖父の好きなおかずを並べて用意していたのは祖母でした。
祖父の服をきっちりアイロンかけて、綺麗に畳んでタンスにしまっていました。
今でも祖母の香りと共に残っています。

祖父が亡くなった時、一人で一軒家に住むのは寂しいだろうし、何かあった時に困るだろうから一緒に暮らさないかという提案しましたが、祖母は拒否。
その理由は、誰かに常に世話になる事に抵抗があったのと、
もう一つ最大の理由は、まだ祖父の匂いに包まれて生きていたいという希望からでした。
今でも当時の祖母が祖父を想う気持ちを思い出すと涙が止まりません。

飼っていた犬の世話も怠る事なく、祖母一人でなかなかタフな性格の中型犬の散歩をこなしていました。
その犬が亡くなった時、祖母は落ち込む様子を他人に見せる事なく、最期の保健所の人に預けるまでを全部一人でやっていた事を知りました。
当時、離れて暮らす祖母に対して、母や私は自分たちの生活に追われていた事もあり
あまり祖母を気にかけてあげられなかったのですが、寂しかったろうなと、
母との電話を横目に思ったのを覚えています。


強く優しかった祖母を、私は尊敬しています。
大好きです。
今でも普通に生きているんじゃないかと思いますが、あのお葬式での出来事や、棺桶に眠る祖母のひんやりした顔を思い出すと会えない寂しさで泣いてしまいます。
泣いていたら怒られてしまいそうなんですが…


そんな今日は祖父の命日でした。
一周忌の祭、祖母と母と三人で祖父のお墓まいりをしてランチをした場所に今日も同じルートで行きました。

その時と同じパフェを注文したのですが
当時、大きなパフェと飾りに付いていた飴細工に祖母は大喜び。
その顔を思い出してしまって、今に至ります。


おばあちゃん。
おじいちゃんに続いておばあちゃんにまで会えなくなって寂しいです。
来週はおばあちゃんの命日ですね。
あんまりにも二人の命日が近いから、こっちではおじいちゃんがおばあちゃんを連れて行ったんじゃないか?!って大騒ぎですよ。

そういえば、
仕事も人間関係も大変で、つらくて、嫌になった時
一度だけおじいちゃんが夢で迎えにきてくれた事がありました。

でも私断っちゃったんです。
まだいけない、やらなきゃいけないことがあるって。
それにやりたい事もあるんです。
おじいちゃんとおばあちゃんみたいに、家族をつくって生きてみたいのです。

今もいい歳して泣きながら夜を過ごしてるようなへなちょこだけど、
これからも笑顔で頑張ります。
だから、天国から見守っていてね。
いつもありがとう。

閲覧してくださった方、最後までありがとうございました。