最近耳が良いと言われましたが、過去を振り返るとそんなことなくて、もはや耳が悪い方だったと思うのです。

小学校の頃先生がテスト中に質問してきたのですが、テスト中で静かになっている中先生は勿論声を小さくして小声で話しかけてきました。私は机に座っていて先生は立っていたのでほんの少しだけ距離がありました。しかし、その距離は1メートルもなくて多分普通の人だったら聞こえるはずの距離だったのですが、私は聞こえなくて、3回ほど「もう一度言ってもらってもいいですか?」と聞き返しました。しかし、それでも聞き取れず私は諦めて無言でニコリとだけしました。きっと質問したのに回答が返ってこなくてきっとおかしいと思われたと思います。しかし、私は聞こえなかったわけですからしょうがないと思いました。

それからだと思います。私が少し雑音が入ると人の声が聞き取りづらくなること。向かい合っていて近くに居たとしても聞き取れない場合があること。に気づいたのは。しかし、対処法もわからず私は相手の顔や話しているときの手、雰囲気などを見て、感じてなんとなくで相槌を打ったり、笑ったりしました。
勿論違和感を感じたので耳鼻科に行き、聴力検査をしましたが異常はなく、問題はないと言われました。もしかしたら大音量で音楽を聞いていませんか?と聞かれました。聞いてはいましたが、そんな感じの『聞こえない』じゃなかったので諦めて帰りました。

そして今まで聞こえなくて愛想笑い、適当な相槌が普通となっていた私はほとんど問題もなく過ごせていました。しかし、去年中学校に入ってからカウンセラーを受けるようになりました。感染症対策のためカウンセラーの先生との間にはアクリル板が置いていました。また、マスクもつけていて聞こえづらさMAXでした。相談に乗ってもらって質問をされるのですがその質問が聞き取れなかったりした支障が出始めたのです。

なのでネットで調べてみることにしたら、APDというものが出てきて症状が似ていました。もしかして私はこれなんじゃないかと思って最近は過ごしています。これを診断してもらえれば酷い言い方ですけど、何度も何度も「もう一度言ってもらってもいいですか?」と言えるようになると考えました。

ですから、何処で診断してもらえるのかなと思い相談を書かせていただきました。