日記

姉の話。
姉は我儘な人間だった。
俺とおかんが、つまらない喧嘩をいつもしているので、とかたまにフラストレーションが溜まり
無関係な癖にいつも食卓で泣いて平穏を求めた。
分かりやすいINFPだ。
私は、いつも姉のしぐさが嫌いだった。
いやどちらかというと煙たかった。

ディズ◯ーランドの店員が、ディズニーの被り物をして接客するように、姉はいつもその見るもみすぼらしい、観光地の顔をはめるパネルのような薄っぺらい演技風なやり方と、すぐに感情的になる癖に、集中力だけ強い獣みたいなその在り方がとにかく気に食わなかった。良い体してるだけに

俺は小せえ頃、小さいフィギュアの腕を切り落として別の部品とはめ込もうとしてめんどくさくなっていつもバラバラ死体みたいになったフィギュアを放置していた。
気に食わないモノは、視野に入れたく無い私。
人を共感する能力が欠如している私

姉は全くと言っていい程に厄介事に首を突っ込み
こうしたいああしたいと理想を押し付けてくる
害悪FPだ。脳内お花ばたけなのかもしれない。
ぴえん系じゃねえから、面白いヒス具合だ。
メンヘラもどきだな

姉はその点、無欲だった。いつも本の虫で
車の中でも本を読み、尚且つ車酔いが無かった。
本当に獣みたいな熊みたいやつだった。
この文面での詳細だけで既に獣くさそうだ

自分の世界感を常に演技風で表にあらわしたり
溜め込んで感情大爆発する辺り、如何にもFの感情女だ。体も顔も良かったから、今や結婚までいったのだろう。見た目がいいとはとても楽そうだと心底思い知る。

こう思うと、あの女はe傾向のnfpなのかもしれない。
通りで合わない訳だ。


親父は頭ハッピーセットなクソッタレesfpだが
その遺伝を色濃く引き継いでいるのだろう。
その点、j気味の俺は、芋臭いfjな母に似たんだろう。