こんにちは
私は現在高1の女子です。
夏休みの補講から不登校になってしまい今も学校には怖くて行けません。
母親がそんな私を心配して心療内科へ連れて行ったところADHDがあると分かりました。
今は薬をもらい飲んでいます。
確かに私は昔から怒られてばかりでみんなが出来ていることがなぜか出来ずそんな自分が嫌になることが多かったのです。
不登校になった理由もイジメなどではなく夏休みの宿題と大量の赤点課題を一つも終わらせていなくて怒られるのが怖くて行けなかったからです。
何故かやろうとしても集中出来ず他のことをしてしまいます。
学校なんて怒られるだけだし本当は恐くて行きたくないです。
いっそのこと消えてしまいたいと思います。
友達もあまりいないので復帰できそうにないです。
でも学校に行かなければ大学も行けないし働くこともできないかもしれません。私には夢もあります。
ただ恐怖と過去のトラウマが邪魔をして何一つ行動できない状況です。
どうすれば今を変えることができるのでしょうか。
未来が見えず私も母親も不安でいっぱいな生活を送っています。
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みらー(臨床心理士)
π- 2014-11-11 02:07
ココオルのカウンセラーのみらーです。
一度学校に行かなくなると、成績のこともあるし、どう思われているか気になったりもしてなかなか学校に足が向かないですよね。
ADHDは動物のライオンによく例えられます。ライオンは普段は怠惰ですが、お腹がすくと、獲物を素早く見つけ集中して獲物を狩ります。しかしそれはその場限りで、お腹がいっぱいになれば集中は途切れてしまいます。
ADHDというのはこういっった興味があるものには集中して取り組み、やりとげるし、いろんなものに気を配り、いち早く反応することができる反面、注意や集中を持続できず、周囲の刺激に反応しやすい。また、じっとしていられない等の欠点もあります。こういった人たちにとって、興味が薄いものや先の見えない課題をやることは何より苦手です。ですので今の状況はかなりお辛いことと思います。
しかし、長所に目を配ればそうでない人を超える能力を持つことも多いです。たとえば著名な研究者やスポーツ選手、役者さんなどにもADHDの人は多いです。この人たちに共通するものは自分の長所を生かした仕事をしているということです。こういった人たちが普通の会社員をやれば３日と持たないでしょう。けれど、得意分野では常人にはとうていまねのできないことができます。
今の高校生活はそういう平均的にやらなければいけないことが多く、またそれ以外の選択肢はほとんどなく、そういう意味でADHD傾向の方には辛くなりやすいところになってしまっているかもしれません。しかし、この先、例えば大学やその先の社会では自分で自分の進路を選択することができます。
ですので今の生活は夢のための最低限の関わりや努力と割り切ってしまって、過ごされるといいのかなと思います。
また、今の高校に通えなかったとしても、高校の卒業というだけであれば、転校や通信制、そして高卒認定等もあるので、夢への道がなくなるという訳ではありません。そして、そういった方法もあるというのを頭においていると、少し余裕も持てるかもしれません。
そうやっていろいろな方法を考えつつ、わからないこと、辛いことがあればココオルにご相談いただければと思います。またお気軽に投稿くださいね(^^)/