消えたい。
誰にも気づかれずに死んでしまいたい。
どこに行っても僕は幸せになんかなれないんだ。
希望なんてない。
また明日、会社に行かなくてはいけない。
吐きそうだ。
みんなと同じことをしても、僕だけみんなと違うみたい。
唯一の救いは、妄想ができること。
小説家、漫画家、脚本家。
難しい世界なのは知ってる。
逃げ道はそこしかないから。
本当になりたい仕事を話しても罵倒される僕の夢。
あれになれ、これをやれ。
返ることばはそればかり。

僕は人とは違う。

僕は人じゃない?

僕は、何?

何のために、ここにいるのかな。

まるで、作られた存在。

そう、ロボットのように。


はいかいいえでしか答えられない。


なんでそんなに僕の夢を壊すこと言うの?

現実を見たから夢を見るのに。

そう、夢。

夢を見るのは楽しいよ。

誰も僕を咎めないし、僕をいじめない。

僕の意見をきちんと尊重した上で、適切な声をかけてくれる。

もう、このまま永遠の眠りについてしまいたい。

そう、この前変な夢を見たんだ。

もう一人の僕がいて、その子は失敗をした。

誰かが言った「大丈夫」

その子は言った「なにが大丈夫だよ!ふざけるな!どこをどう見たら大丈夫なんだ!」

僕はことばを失った。



あ、話がずれましたね。


僕は、もうなにをしても無駄なんです。

全て遅すぎたんです。

あの時……そう、僕がいじめで不登校になりたいと言った時。

その時に、学校が、親が、僕の気持ちを尊重してくれていれば。


こんなに苦しまずに済んだのに。





全てが憎い。

何もかも。