ひどく傷つけられた相手と縁を切りました。
 同じ相手、Aさんとしますか、Aさんのことで同じ思いをしたBさんや、信頼している友人数名にその話をして、自分の悔しさなどをぶつけてしまいました。
 愚痴といえば聞こえは良いですが悪口ですね。
 私にとっては現実に起きたことと、後噂で聞いたことを一緒に話してしまったのですが、とある日に、そのAともめていたはずの人がAに私のことを告げ口する形でその人が仲直りをし、私がうそをついている、ということにして私に対して遠まわしの攻撃をするようになりました。
 他にも話を聞いてくれていたはずの友人が、その人に加勢をはじめたようでしたが、めんとむかってわたしにはいってきません。
 ずいぶんなやなんでいたところ「もうそいう悪口を言えるばしょ、いう場所からはなれなさい」と叱ってくれる人がいたので私は離れることにしました。

 その当時は腹も立っていたのですが私自身にも悪いところがないとは言えません。
 もう言い訳もするのもやめて、素直に陰口を言ったことは謝りました。
 ツイッター上で私のことだろうな、と思われる悪口を山ほどかかれているのですが、私自身に覚えのないことが多すぎて、しかももう相手にどういうことなのと聞く気力すらなく、そっと彼らとの付き合いを一方的に閉じることにしました。
 ツイートも見ないことが一番自分を守る手立ての一つでした。
 一ヶ月ほどたって、私も悪口を言わない、愚痴を言う場合にはどうしたら良いかも考えて、消して他の人を巻き込まないようにしていたのですが、周りも私に同情的な人、あるいはそうではない人もいるかもしれません。
 私のことをもともと嫌いな人は、ちょうどよく私と縁を切るチャンスになったかもしれません。
 私の友人だった人の一人は少しだけ有名な人なので、その人にあやかりたい人はそのことばにくっついて加勢しているようだと教えてくれる人もいましたが、もうそこも私にはどうでもいいことでした。

 私は信用するべき人を間違え、私は自分のやり方を間違えたのです。よくないことでした。

 渦中の中の人なのに火中のことはわからないまま過ぎています。
 相手にどういうことなのと尋ねる気力も気持ちももうないので、このまますごしたいとは思うのです。
 悪意の言葉を向けられるのは辛いですし、私も悪意の言葉を持つのももう辛いです。
 一ヶ月ほどたって、偶然に彼らの言葉を見ることになりましたが、あまり苛立ちを感じなくなりました。
 私のことをわるく言う人には言わせて置こうとも思うのですが、私は私で時折揺らぎます。
  
 このまま私はなるべく悪口や陰口から自分を遠ざけて、周りがそういう感じになったらうまくとめようと思っています。
 そういうことは本人に言ったほうがいいよ、と。
 自分が本当のことを言ったとしても、誰かの口から回ったり、相手が違うと否定したとたんこちらもうそつきになります。いいえ、誤解があっただけなのかもしれません。私は誤解だと気がつかないままおこっていたのかもしれない。

 これからの友人は、私に対して誤解をときなよ、とちゃんと言ってくれる人たちを大切にしようと思います。
 一人で蚊かけているには辛くて、ついこちらにかいてしまいました。

ごめんなさい。