世界の、どこにも、ぼくの居場所が無いみたいで、針のむしろの上にポツンといるようで、夜になると特に、毎晩日が沈むと心細くて、さみしくて、かなしくて、こわくて涙が溢れてきます。
漠然と死にたいな、と考えたりして、そんな自分にもっとかなしくなります。
現在22歳のトランスジェンダーです。世の中がとにかく生きづらくて、性別のためと発達障害もちであるらしいために仕事も上手くいかなくて、転々としてばかりいました。自分を偽りながら外殻を作りあげて小学生あたりから生きてきたらしく、演じ続けた外殻が、もともとヒビ割れてはいたのですが、先日とうとう決壊してしまいました。
社会にうまく溶け込んで人間の皮をかぶって生きることが出来なくて、疲れてしまいました。生きることに疲れました。わたしはものすごく頑張って人間のふりをできて、ようやっとそれでも社会にとけ込めないのに、ほかの人はみんな頑張らなくても生きていけるのが、ずるいと思うのです。わたしにはできないのに。
そうして、最初の気持ちになります。
わたしには何も無い、何も出来ない、空虚だ感じてすべてがどうでもよく思えます。くるしいです。生きている今この瞬間一分一秒がつらくて、しんどいです。