両親から奴隷のように見られている気がしています。
昔から両親の(特に母親)の顔色をうかがってばかりの人生でした。両親はともに事業で成功しており、ルックスもよく、常に周りの人から「いい人」と称賛されているので、私が感じている理不尽さは私自身が駄目な人間だからなのだと思い続けてきました。
私はなにをやっても上手くいかず、不登校と引きこもりの期間が長かったため、毎日共働きの両親のために家事をし、ペットの世話をし、なるべく両親の助けになるようにふるまってきました。

1度目の抵抗は19歳のときです。
自分でもなにか出来るんだ!と言い聞かせ一人暮らしを始めましたが、これも思ったようにはいきませんでした。そのうえ母が慣れない家事の負担で腰を痛め、一時的に寝たきりになり、家に戻ってきてくれと懇願されました。
私は両親のためを思って一人暮らしをやめ、実家に帰りましたが、両親は私が一人暮らしのために買った道具すべてを無償で兄に持たせ、ちょうど兄が一人暮らしをはじめるから家具家電が欲しかったこともあとから知らされました。
そのうえ、私が一人暮らしをやめたのは「お前が失敗したからだ」と頭ごなしに否定してきました。
私は委縮し、その後数年はまるで抜け殻のように、家事などに追われて過ごしました。

2度目は私がやりたい仕事を見つけてから、今。
抜け殻のように生きていた数年間から、偶然にも天職に恵まれ、私にもやりたい事ができました。
しかし両親(母は偶然にもこのタイミングで大病を患いました)の世話、家事、炊事、不用意に増やしたペットの世話に追われ、仕事に真剣に取り組む時間がとれず、私は再び一人暮らしを決意。
しかし両親は、口では「やってみればいい」というものの、生活スタイルを変える気はなく
未だに殆どの家事などは私任せで、父は出張を理由に遊び回り、「オレが家を留守にするときは実家に帰ってくるんだよな?そうだよな?」などと言ってきます。
母も似たようなもので、多くを私任せにした生活スタイルを変える気はなさそうです。

昔から父に「娘が居てよかった」と言われますが
それは大体にして、私しか家事をやる人間がいなくなったとき、自分が体調を崩し介助を必要とする時に言います。母もそれに相槌をうち、実際、雑用(ネットで買ったものの代金支払い、旅行の手配など)はすべて私任せのことがほとんどです。
そして、体調がなおったり自分が元気なときは、感謝の言葉は消え失せ、自分たちは体調を管理することすらしません。食べたいものを食べ太るだけ太り、動けなくなれば娘にやらせよう、という気持ちが透けて見えるようです。

昔から、褒められたことはほとんどありませんでした。
そのせいか今でも自己評価がかなり低く、他人の言動に怯え、ついつい他人の思い通りに動いてしまったり
いつも利用されて、用がなくなると捨てられるような人間関係しか築けません。
恋人には試すような態度をとってしまったり、妙につらく当たってしまったり…
まともな恋愛も出来ていません。

私は一生、親の奴隷なのでしょうか?