実家とは離れている場所で結婚し、子どもたちの夏休みで現在実家に帰省しています。

子どもたちが0歳の頃から毎年夏休みに二週間ほど帰省していますが、今年も子どもたちはいとこと会ったり祖父母や叔母に会えとても楽しんでいます。
今年は小学4年生と年中になるのですが、
来年も夏休み帰省できることを楽しみにしています。

ただ、私は今年楽しめずにいました。
実母と家族との関係、昔から嫌な経験や思いがトラウマになっていましたが、それが自分のせいなんだろうとずっと思って過ごしていました。

学生時代や成人になってからも辛いことは
実母にも家族にも友人にも話せず1人で本当に辛いなぁと我慢していました。

結婚し子どもが産まれてからも辛いことは、いまだに実母や家族、夫や友人にも言えずにどうしてこうやって自分の気持ちを言えないのだろうと考えるようになりました。

気をつけてはいるのですが、子どもたちにも、嫌な態度や言葉をいってしまい、実母から自分がされて嫌だったことをしてしまっている自分が悲しくなったり、そういうことをしたくないといろいろ調べてみると毒親という機能不全家族という診断でほとんど当てはまっていました。

大人になった今でも、電話や夏休み帰省中、実母に無言、無表情で嫌な態度をされたり、気持ちをわかってもらえなかったり、日々実母に気持ちを左右されたり、自分の行動を否定されたり認めてもらえず、苦しいと感じる日々でした。

同じく今年帰省していた妹にはとてもニコニコしてずっと話していたり話を聴いてあげたりご飯ができたら妹には声をかけたり妹が好きな料理を出したり妹が遊びにくることを嬉しそうにしています。
妹が帰るとまた無言無表情で、ご飯は毎回残り物だったり、ずっと二階でテレビをみて降りてこなかったり。食事もバラバラに食べ、私の話を聴いてくれることもなく、なんだか私がいる意味はないんだなと悲しい気持ちに何度もなりました。

姉、妹は高校生も実家で過ごしていました。私は行きたい学校が遠かったため高校生から実家を離れ寮生活、そこからはずっと親元は離れていました。

父は出稼ぎでほとんど家に不在で、義父義母がいるなかで子ども3人を母は一生懸命休みなく育ててくれました。
生活するためのお金を出してくれたり、家事や育児をしてもらい不自由なく暮らさせてもらった感謝があります。

しかし、振り返ると小さい頃から大切にされていると感じる愛情や理解してもらった思い出がないなぁと、何故子ども同士で喧嘩したとき待ってくれず話もきいてもらえずすごい怒られかた(大声で怒鳴られたり髪の毛をつかまれ階段を引きずられ真っ暗な地下室に1人だけ閉じ込められたり)を普段から何度もされたり、過保護でなんでも先回りして手出し口出しされたり、人の悪口を聞かされたり、否定や心配ばかり、いろいろ我慢させられて、母の思い通りにしている子=いい子だねと言われてきました。なんだか今思うと、昔の自分、辛かったよね、気持ちをきいてほしかったね、認めてほしかったねと涙が出てきます。


もう実家には帰省したくないなぁと思うのですが、大好きなおばあちゃん(父方祖母)や妹には会いたい、そして子どもたちは一年に一回いとこに会えたり帰省は楽しみにしていて、好きなものを買ったりしてくれる祖母に対しても嫌な気持ちは全く感じていません。

実母も実の母(私の母方祖母)からひどい態度やひどい言葉を言われて育って、今でも祖母を嫌っていて、昔から祖母を嫌いと聞かされてきました。
私にとってはたまにしか会わないけれど、
大好きなおばあちゃんだったのでそんな話を聞くのも昔から嫌だったしそんな風に人を悪く言う母を嫌だなと思っていました。

なので自分の子どもたちには実母が嫌で帰省したくないなぁという気持ちは伝えたくないですし、妹も母を好きなので、誰にも相談できず、苦しいなぁと思っていました。

父も夫も義母義父も相談できるような感じではなくて、これから実母のところに帰省や電話連絡するたびまた嫌な態度や言葉を言われて自分が辛い思いをするのかと思うと避けたい、でも子どもたちにとっては大切な家族、大切な交流や経験の機会を奪ってしまうのは、と悩んでいました。
自分が我慢すればと考えていましたが、実母といても安心感や、気持ちを話してわかってもらえる感じが全くなくて正直つらいです。
長い文章で申し訳ありません。