自動車の運転が怖いです。
免許を取得した後、1ヶ月くらい恐怖に耐えながら練習していましたが電柱にぶつけて車体が変形したことやや対向車とぶつかりそうになったことがきっかけでやめました。最後に運転したのは6年ほど前です。運転中はいつも大量の汗をかき、体の震えが止まりませんでした。
大学入学前に両親に強制的にMT免許取得を指示され、お年玉貯金を崩して嫌々教習所に行きました。教習所に通うだけでも恐怖でいっぱいでした。混んでいた時期だったのでヘタクソでもどうにか合格したのです(教官は怒っていましたが)。
もう2度と運転をしたくないと思っています。最大の理由は、人身事故を起こし得るリスクが高いことです。私は運動音痴で、おそらく運転には不向きです。また、仮に運転がどんなに上手であっても、人身事故を起こすリスクは高いというのが一般的な認識であると思います。一瞬で他人を死傷させるリスクが高い自動車運転という責任を負いながらいきていくのが辛いのです。楽しく暮らしていようとも、周囲にぞんざいに扱われすこし荒んでいようとも、一瞬で人生は地獄に様変わりしてしまいます。”加害者”という言葉が重くのしかかる人生を送ることに容易になり得るのです。私ひとりが死ぬだけなら構わないのですが、他人を肉体的に傷つけることを想像するだけでも耐えられません。
「練習しろ」「慣れろ」「気を付けろ」「大したことない」などという言葉を見聞きしますが、恐怖心やリスク回避の意識が低いと感じてしまいます。
一方で、自動車社会の恩恵を受けているのも事実です。普段利用するコンビニやスーパーに並ぶ商品は主にトラックで運ばれてきます。駅や利用している建物、その他の社会インフラも誰かが自動車を運転するリスクを背負って成り立っているものです。その点に罪悪感も抱いていますが、自分がそのリスクを背負う勇気はありません。
住居は都市部近郊なので身の回りのことは自動車なしで済みます。しかし、仕事となるとそうもいかない場合が多いのです。無論、ドライバー職には就きませんが、営業車などを使わせる会社はまだまだ多いと感じます。
現在求職中です。自動車運転が怖く、なかなか仕事に就けません。履歴書の資格欄には自動車免許のことは記入していません。しかし、資格不問の求人に応募しても、面接で免許の有無をきかれます。持ってないとは言いづらく、正直に私の運転が危険でありペーパードライバーであることを告げます。
仕事に就けば当然運転を迫られることになります。
周囲と私の間には、自動車の運転に対するリスクへの意識にズレがあるように感じています。
私は臆病で腰抜けなだけでしょうか。多くの人が恐怖を振り払って、自らを奮い立たせて、社会的責任を負っているのでしょうか。それほどの勇気が私にはありません。
運転をしないことを埋め合わせる資格やスキルを持ち合わせていない私も悪いのですが、成人なら運転できて当たり前という共通認識にも疑問を抱いています。
自動車は船舶や航空機なみに免許取得ハードルを上げて、選ばれしプロのみが運転する世の中になってほしいなと思っています。
旅行に興味はありませんし、結婚する気も子供を育てる気もありません。静かに穏やかに何事もなく過ごしたいのです。
私を取り巻く環境(スーパーなどの食料供給システムや衛生的で文化的な生活)の下にはこのような地獄がなりを潜めていたことに早く気付くべきでした。
恐怖心をぬぐい運転できるようになりたいというわけではないです。ただ、この恐怖心と回避行動を正当化したいのです。
コメント
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参考:似ている悩みと対処法
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絵木
π- 2019-08-28 11:08
コメントもされているように、人身事故を起こし得るリスクが高くて、
自分には不向き、だとの明瞭な理由だけで十分だと思いますよ。
自身を知れ、をモットーに、運転可能かどうか良し悪しの判断を
されているスレ主さんには、拍手です。
因みに、私の周囲には、運転に恐怖心がある人が数名いますよ。
数年運転して、後に止めた人たちです。この恐怖心は、
グローバルにも珍しくはありません。
名無しニンジャ
π- 2019-08-29 21:38
運転に恐怖心を抱き、やめる選択をされた方がいらっしゃると知れただけでも元気づけられました。
周囲から見れば逃げの行為とみなされることは避けられませんが、私が無理に運転を続けていたら事故の被害に遭っていたかもしれない方々を救ているのだと自分を宥めたいです。
「自身を知れ」は素晴らしい言葉だと思います。
「自動車運転に恐怖心がある」「自動車運転を避けている」といった方の心情や事例をもっと知りたいので、その他閲覧者様にもぜひコメント頂ければありがたいです。