また戻ってきてしまいました。時々つぶやきに現れてはいましたが、相談投稿は何年ぶりでしょうか?
ただ気持ちを吐き出させてください。どなたか読んでくださり、ご意見をくださるとうれしいです。

昨年、私に「恋人」ができました。
これまで他人を避けて一人で生きていました。
それが突然「彼氏」というものができました。

私は人に好かれるタイプではありません。
他人とのつながりを避けて生きてきました。
人というものが怖いと感じるのか、信頼できないと感じるのか、避けていました。
育った環境は良いとは言えません。
むしろ「悪かった」でしょう。
それが他人を避けるようになった要因だと思っています。
物心ついた頃からでしょうか、他人を避けて一人で生きて、でも「同年代の子どもたちのように『友だち』がほしい」と「仲良くなりたい」は思っていました。
でも仲良くはできませんでした。
小学生の頃は「不思議ちゃん」で通用していたのでしょう。
ですが、中学の頃「シンショー(精神障害者のことと思われます)」と呼ばれ、他にも様々な呼び名をつけられ、いじめられました。
いじめられていても何も感じず、むしろ楽しんでいた記憶があります。
家族から受ける暴言暴力と比べれば「子どもらしく可愛らしいもの」だったからでしょう。

中学以降、なんとなく他人に対して興味が持てず、他人が、他人たちがただ一定の条件下で特定の行動をとる集団としてしか見えなくなっていたように思えます。
ふと思い出したように「他人とつながりを持ちたい」と思い、同級生たちに話しかけようにもうまく話せず、結局誰とも仲良くできず、すぐに諦めてしまっていました。
進級、進学するごとに「友だちがほしい」と思っても「どうせ仲良くなんてできない」と諦めてしまっていました。

実際に私は障害者だったのです。
家族から受ける暴言暴力は「虐待」だと気づいた頃、同時に「自分は障害者だ」と気づいたのです。
生まれつき難があったのです。
虐待を受け続けることを避けるため家族らから離れるようと思っても、その難を抱えて「一人で」生きることは厳しいと思い、悩みました。
過去にこちらで相談して「家族らから離れる」ことに決めました。
障害者だと気づいたのは同時期ですが、その相談はしていなかったかと思うと決めてから気づいたのでしょう。

就職を理由に一人暮らしを始め、家族らから離れました。
一人暮らしを始めたばかりの頃、静かさに慣れませんでした。
常に家族らに怒鳴られていたからでしょう。
それでも少しずつ慣れていきました。
家族らは一人暮らしを始めた私を「心配」していましたが、他人とのつながりを持たずに生きてきた私には静かな一人暮らしは「楽」でした。

職場の方は優しい方ばかりでした。
上司らには私に何らかの難があることはすぐに見抜かれました。
面接の時点で難があるとわかっていて「あえて」採用したそうです。
「大人」だからでしょうか?「社会人」だからでしょうか?
私がミスや失敗をしても家族らや同級生たちのように私を酷く責めることはありませんでした。
うらやましく思いながらも諦めてきた「仲の良い友人関係」は職場では築けていませんが、性格や行動について責められることも避けられることもなく心地よい距離感です。

私に何らかの難があると見抜き、それでもあえて採用を決めた上司はよく私の相談に乗ってくれます。
過去、家族のことから現在のことまで相談すれば「こうすればよいのでは?」と何らかの答えを出してくれます。

いまだ家族らは私を支配下に置き、つなぎとめようと連絡を頻繁に取ってきますが、家族らから離れた結果、少しずつ良い方向に向かっているように思えます。
「その結果」なのでしょうか?
突然、学生時代の知人から「話したい」と連絡があり、それに応えてました。
気付けば現在、その知人と「付き合って」います。
学生時代、何となく彼から好意を持たれているように思われましたが気のせいかと思っていましたが気のせいではありませんでした。
告白されて戸惑い、悩みました。
唯一の友人(私は「親友」と思っています)を除けば、友人らしい友人はなく一人だったのです。
幼い頃から何かを、誰かを「好き」と思うことは悪だと「私ごときが好き嫌いを決めてはいけない」と、好意を抱くことを避けていました。
就職して、家族らから離れたとはいえ、その感覚、考え方を完全に脱ぎ捨てられず、彼の好意を受け入れることは難しく、かといって拒絶する理由はありませんでした。
私は自身の過去を話して「好きになれるかわからないけれども努力する」と彼の好意を受け入れました。

それ以来、頻繁に会っては食事をしたり、話をしたりと「恋人」として付き合うようになりました。
私は「異性」として「恋人」として彼を「好き」と思うことはできていません。
ただ近くにいても気持ち悪さを感じません。
家族らから虐待されていたこと、両親の複雑な仲を見ていたことからでしょうか、これまで男性から「異性」として見られることに恐怖を感じていました。
その恐怖感はなく、ただ親しい友人のように思っています。

今日もまた彼と一緒に過ごしました。
彼が分かれ、しばらくしたら胸がざわつき始めました。
胸がざわついて気持ち悪く、何かが酷く恐ろしく思えました。
これまではこのように胸がざわついて気持ち悪くなることはありませんでした。
それが突然に起こって恐ろしく、どうしようもなくて、こちらで吐き出すことにしました。

気持ちを言葉に文字に打ち出しているからでしょうか?こちらに相談文を書いている間に時間が経過しているからでしょうか?
今は少し落ち着きました。
私は何を恐れているのでしょうか?
酷く恐ろしく、気持ち悪く感じます。

いえ、理由はなんとなくですがわかっているのです。
きっと幸せになることを恐れているのです。
職場ではうまくこなせてはいませんが、責任のある地位について働いています。
以前から相談していた上司からも言われたことでもあります。
「なぜ不幸に思えるのか?仕事では『同年代から見たらうらやむような地位』につき、私生活では『恋人がいる』。一般的に見たら『勝ち組』だと言うのに何を不幸に思えるのか?」と。
私は「幸せになってはいけない」と思い込んでいるのでしょう。
過去が辛く苦しいものだったからこれからを楽で楽しいものにしたいと思っているにも関わらず、実際に良い方向へ向かっていくことを恐ろしく思えるのです。

どうしたらこの恐怖感から抜け出せるのでしょうか?
幸せになりたいのに「不幸であり続けたい」と思ってしまいます。
この矛盾とどう向き合っていくと良いのでしょうか?