ちょうど1年前くらいに実家で暮らす弟が白血病で亡くなりました。22歳でした。
弟は発見が遅く、治療することもなく死んでしまいました。当時はショックでショックで、でもお母さんとお父さん、妹たちを支えなきゃという思いがあり、『誰も悪くないよ、発見が遅くても早くてもどうだったかわからないよ』と慰めの言葉をかけていました。
どうして誰も気づかなかったんだと責める親戚には『そんなことを今言っても仕方ない、悲しいのはみんな同じなのに責めるのはおかしい』と言いました。
そして1年がたちポツポツと母が当時のことを話してくれました。まだ亡くなる前、何週間も熱が出て調子が悪かったこと、リンパ腺が腫れていると診断があったこと、体に赤い点々ができていたことを教えてくれました。それを母は風邪やダニのせいだと思って放置していたとのことでした。今現在もそうですが母は朝からビールを飲みほぼ酔っている人です。
私が母に呼ばれて弟を病院に連れていくために迎えにいったときの弟の顔は明らかに真っ白で腫れてやつれておかしかったのに母は『この顔すごいよね』と笑っていたのが忘れられません。
弟が調子が悪いと聞いたときなぜすぐ実家に行かなかったのかとても後悔しています。私だったら何か気づいてあげられたかもしれないのにと思うと辛くてたまりません。母からは当時風邪だと聞いていたので、うちの子供たちも小さいので移すと困ると思って行きませんでした。それをすごく後悔しています。
そして実家に暮らす父、母、妹、なぜ気づかなかったのと思うけど責めることはできません。もうすぐ一周忌で、外の空気や風で1年前脳死の弟と病室で過ごした悲しい記憶がフラッシュバックします。1年間ずっと悲しくて辛いだけで、全くあの世で会おうだとか前向きに思えません。むしろ月日がたつほど後悔しかありません。辛いです。
コメント
コメントを投稿
参考:似ている悩みと対処法
ココオルに無料登録して、いまの気持ちをどんどんつぶやいてね!
ココオルユーザーの方は、ログインして利用してね!
メールアドレスでログイン twitterでログイン
みこ
π- 2022-03-26 14:56
でも、これで、後悔しない生き方を、弟さんが教えてくれたではありませんか?
あの時こうしていたら、って言うのは、弟さんから、もう二度と同じように後悔しないよう行動して生きていく方法を、教えてくれたのではと思います。
これが弟さんがあなたに残してくれた大事なことではないかと思います。
その温かい思いを胸にし、今後は後悔しないよう行動して生きていけばいいと思います。