こんばんは。昨日発達障害について相談した者です。その件ではお早いお返事をありがとうございました。今までもやもやしていたことをこうして文章として吐き出すことで、なんとなく胸のつかえが取れたように思います。母親にも少し話してみたのですが「21年間こうしてやってこれたんだし、今はそういうことは考えず就職活動に専念すべきでは」という言葉を貰いました。医療機関を受診するかどうかはとりあえず保留にし、まず今は就職活動を頑張ってみようと思います。重ねてありがとうございました。
さて、連日の相談になってしまいますが、また悩みというか、自分の中で気になっていることがあるのでこうして自分の中での整理も兼ねて相談にうかがいました。
現在大学の進路支援センターから勧められた企業があり、その企業の選考を受けようと考えているのですが、なんというか、どうしても「その企業のことしか考えられない」のです。両親や進路支援スタッフの方々からは「あくまでたくさんある企業のうちのひとつであり、そこに受かるとは限らないのだからあまり期待を向けすぎると落ちたときの反動が大きい」「もっと幅広い視野を持ち、その企業だけでなくもっとほかの企業の研究や筆記試験などの対策も並行してやっていくべき」と言われています。自分でもそれは分かっています。
全国的に有名な大企業というわけではありませんがその業界ではそれなりに有名な会社で、採用実績校の学力も総じて高く、正直あまり受かる可能性はないだろうなと思っています(勿論自分の興味のある職種なので、ご縁があって内定を貰えれば喜んで働かせていただこうと思っています)。過度な期待は禁物だと口酸っぱく言われています。
ただ、なんというか……上手く言えないのですが、期待というか「その企業の選考を受ける」ことで頭がいっぱいになってしまうのです。今日も両親と話したあと自分で考えてみたのですが、どうやら私の中ではその企業から「内定を貰う」ことではなく「選考を受ける」ことが重要になっているようなのです。
その企業のことについて考えている間は、何もできなくなってしまいます。ほかの企業について考えたりほかの企業の選考を受けたりすることも、筆記や面接といったあらゆる選考に通じる試験の対策もです。視野を幅広く持ち、ほかの企業の研究や選考、試験の対策などさまざまなことを並行して就職活動をしていく……ということがどうしても考えられません。「自分の中で、今集中していること以外の別のものやことに対して思考を割けない」のです。志望度が高いからなのではないかと言われても(たしかに私と合いそうな会社ではありますし、現在エントリーしている企業の中ではいちばん志望度が高いです)、正直そこの企業で働いている自分もはっきりイメージできません。ひとつの企業について考えて、全力で選考を受けて、落ちたらまた別の企業を探して、考えて、また全力で選考を受けるといったように、その一社に今の自分が持てる全力を傾けてしまうのです。こんな調子では選考を受ける度に自分が疲れてしまうだろうことは目に見えているし、何より効率が悪いです。
昔から自分には「視野を広く持てない」「こだわりが強すぎる」「何かひとつのことに集中し始めるとそのことしか考えられなくなる」といった欠点があって、今回就職活動を始めるにあたってそれが裏目に出てしまったのかなと考えています。こればかりは自分の性格だからと思う一方で、今からこんな調子では……と今後の就職活動を思うととても不安です。ほかの学生たちは並行していろんな企業の選考を受け、対策も満遍なくしているというのに、こんな不器用で効率が悪く、自分が疲れるようなやり方でしか物事にあたれない私はやっぱりどこか変なのでしょうか……。ひとつの企業に対して自分でもどうかと思うぐらいに精力を傾けてしまうのは良くないし、そもそも筆記は採用試験において通ることを前提とするほど重要なものです。それさえ疎かになってしまうほど入れ込んでしまうというのは明らかにおかしいと思います。実は、先日発達障害を疑い、自分で問診を受けた結果過集中の傾向ありと判断されたのもそれが元でした。
また、視野を広く持ったり、強すぎるこだわりを捨てたりするために何か今からできることがあれば是非教えてくださるとありがたいです。お願いします。
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初代あかり(殿堂入り|ココオルスタッフ)
π- 2016-04-08 00:53
さて、今回は就職活動に関して一つの企業の選考集中してしまうというご相談ですね。
考え方として大きく考えて2パターンあると思います。
一つはできるだけ視野を広く持ち、効率良く就職活動を進められるように努力すること、もう一つはご自身の特性であるひとつのことに対して集中できる、という性質を活かして就職活動を行うことです。
100社受けても5社受けても、結局入社できるのは1社です。その1社とのご縁を良い形でつなぐために行うのが就職活動なので、ありのままのご自身で、ご自身の良さをわかってくれる企業に出会える方が満足度は高いのではないかとも思うのですがいかがでしょうか。
また、「視野を広く持てない」「こだわりが強すぎる」「何かひとつのことに集中し始めるとそのことしか考えられなくなる」というのは長所にもなり得ると思います。
たとえば、アップルコンピューターの創業者であるスティーブ・ジョブズの物に対するこだわりがiPhoneなどのアップル製品を生み出しました。彼も発達障害の疑いがあると言われていましたが、その特性を活かして大成功を収めています。
決して彼のようになる必要はありませんが、ご自身の良さをうまく活かして働ける職場に出会うために活動してみるのも良いのではないかと思いました。