初めて利用させて頂きます。
28歳、女、フルタイム正社員の兼業主婦です。
吹っ切れていたと思っていたのですがここ1年ほどまたぶり返しているように感じたので、私の今までの人生と現状を吐き出させてください。
かなりの長文ですみません。



私の母は猛毒そのものでした。
死後も尚、私はその呪縛に未だ悩まされ続けています。

母の事は物心付いた時から既に怒って怒鳴り散らしている記憶しか思い出せません。
怒られている理由は「行動が遅い・どんくさい・要領が悪い」などだったかと思います。
怒られ過ぎてしまってもう理由もあまり上手く思い出せません。

幼少期より私の衣食住の全ては常に母の思い通りの流れで管理されていました。
見た目などは完全に無視で安物のダサい服を着せられ、ご飯の時は必ず横に立ち口に無理矢理押し込み、どんなに一人になりたくても必ず母の目の届くところに居るよう強制されていました。
一部を除くアニメや漫画ゲーム全般は害悪とされていて、こっそり買ったものが見付かれば母の見ている目の前で自分の手で捨てさせられていました。
門限は夏17時、冬16時。
少しでも遅れると閉め出されていました。
母の作る食事は美味しいものもあったのですが基本健康重視で味が極端に薄く水っぽくて、それを無理矢理口に押し込まれて罵倒されながら涙をこらえつつ咀嚼しなければならないのが一番の苦痛でした。

父は悪い人ではなかったのですが酒癖が悪く、私が小学生の時に多額の借金を作った事が決定打となり母から離婚を言い渡され追い出されました。
母と2人っきりになってからは心を殺し続ける日々でした。
母だけに留まらず接する人間全ての顔色を伺い、ひたすら怒られないように、文句を言われないように努めていました。
元々の私は無口でおっとりしており運動神経もないせいでぽっちゃりしていたので小学生時代はいじめのいい的。
母には怒られると思い相談出来ず何とか自己解決しましたが。
私にとってはいじめっ子なんかよりもずっと母の方が脅威であり憎い相手でした。
小学生の頃から既に情緒不安定で眠るのが下手になっていた私は、同じ寝室で眠る母の背中に何度も何度も「死んでしまえ」と心の中で叫ぶのが日課になっていました。

「あんたの○○(容姿や性格)、ほんと父親にそっくりで不快」
「何でそんな事も出来ないのか、本当にどんくさくて嫌になる」
「あんたには無理だからやるな」
「こんな子を産みたかったんじゃない」
「黙って私の言う通りにしていなさい」
物心付いてから15歳くらいまではずっとこのような事を言われ続けました。
気が付けば何をやるのも面倒くさい、やっても損にしかならない、どうせ何をやってもうまくいかない、生きている意味が無いとしか思えない女に成長していました。
そんな私でもぎりぎり生きて来れたのは近所に住む祖母の存在でした。
母からは1度も貰えなかった褒める言葉もお小遣いも、全て祖母が代わりに与えてくれました。
そんな祖母が祖父の住む遠方の実家に引き上げて暫くした中3の冬に遂に心が壊れ、不登校とリスカと心療内科通院を経験しました。

私が何とか学校に行けるようになった頃、母がゆっくりと壊れ始めました。
私は壊れゆく母を適当に放置し、その頃出会った音楽にのめり込む事で生きる気力を取り戻していきました。
17歳の冬、ふらりと遠方の実家に1人で帰省した母は祖父母が出掛けている間に首を吊り自殺しました。
その知らせを聞いた私は当時住んでいた団地のリビングで転げ回って大声を上げて大喜びしたのをよく覚えています。

それから私は暫く母の弟一家の元に居候させてもらっていましたが、その家は我が家とは別ベクトルで悲惨だったので(典型的クズDQN一家)割とすぐに離れて一人暮らしを始めました。
当時は母から解放され舞い上がっていた私。
音楽に夢中だった私はその専門学校へと入学しましたが、バイトで自分の自由に使えるお金が手に入る喜びを知ってしまい両立出来ずにすぐやめてしまいました。
学費を出してくれた祖母には本当に申し訳ない事をしたと今でも罪悪感は残っています。

バイトしていたコンビニはお給料が良く途中までは人間関係にも恵まれ昇級を重ねて6年在籍していました。
音楽はその後も少しだけ細細と続け、その時に現在の旦那と出会いました。

20歳の時に母の弟伝いに父が病死したと聞きましたが、何の感情も湧かずアクションも起こしませんでした。
それからも様々なトラブルや不幸に見舞われつつも、祖父母、当時恋人だった旦那、数少ない本当の友人、良き職場の人々に助けられ割と楽しい日々を送れていたように思います。

24歳の時に結婚。
離婚した両親を見て「結婚なんて絶対にしない、いやそもそも私のような不細工のデブが結婚なんて出来る訳ない」と思い、ずっと周りにも公言し続けてきた私が同級生の中でもほぼ最初期に結婚するなんて思ってもみませんでした。

「こんな私を生涯の伴侶に選んでくれたこの人を一生大事にしなければ」という気持ちは当時からずっと変わりはありません。
義両親もとても人として素晴らしい方で、将来はきっと必ず今助けてもらった分の恩返しをするつもりです。
ですが、やはり育った環境というのはこうしたところで呪いのように私を苦しめ始めました。

金銭的な面で苦労はしてきたというものの、義実家は私の育った家庭とは真逆の家庭でした。
親子でゲームで遊んだこと、一家全員が犬好きで昔から犬を買っていること(我が家は猫好きで元々飼っていましたが私が産まれてからはどんなに欲しがっても断固として母が飼わせてくれませんでした)、我が家とは雲泥の差の義母の手料理、今でも続く良好な母子の関係、などなど。
その中に私も受け入れて頂いた事がありがたいと思う反面、どす黒い自分自身が妬ましく思っているのを感じずにはいられないのです。

そして旦那の性格。
普段は穏やかで楽しい人なのですが、話をしているとすぐに揚げ足を取るような言動をしたり自分こそが正論と言わんばかりの言動をしてきます。
頭がいい人なのでとても論理的で、母親の言いなりで口論もしたことが無い私は必ずあらゆる場面で言い負かされます。
少しマウンティングしてくる所もあり、やたらと私が傷付く事を冗談としてですが言ってくることが多いです。
そして腹を立てると口を聞かなくなったりその理由を私に考えさせようとして答えなかったりするので、今までそんな場面に直面してこなかった私はただ謝るしか出来ずそれで更に怒らせてしまったり。
嫌いにはなっていませんが、少しずつ精神を削られていっているように思います。

どうして私はこんな家庭に産まれてこれなかったのだろう。
何で旦那はこんな幸せな家庭に育って私の受けてきた苦しみなど分かるはずもないのに分かっているような言い方をするのだろう。
私と結婚するまで実家を出た事がないくせに何故私に指図するのだろう。
この人に私が受けてきた仕打ちの何が分かるのだろう。
独身時代、同世代は当たり前のように受けている親の援助もなく頼れる所は祖父母しかないのに何故祖父母を頼ろうとすると軽蔑の眼差しを向けるのだろう。
私の稼いだお金で今まで出来なかった事目一杯楽しみたいだけなのに何故口出ししてくるんだろう。

そんな事を思って沈んでしまう事が年々増えてきています。

そして子供の事。
私は一人っ子だからなのか子供が大の苦手です。
抱っこはおろか触る事も出来ず、可愛いと思った事も1度もありません。
それどころか母に対する嫌悪からなのか、妊婦に対して生理的な嫌悪感を感じてしまいます(妊婦様申し訳ありません...自分でもどうしようもない感情なんです)
そんな事もあって旦那には結婚前「子供は申し訳ないけど絶対に産みたくないし育てられないだろうから、その代わり犬と猫を飼って可愛がろうね」と言っていました。
彼もそっちの方がいいからと言っていてくれたにも関わらず、結婚して間もなく将来の子供の話を度々してくるようになりました。
彼は間違った事はしていないと思います。
私が人間としておかしいだけ。
なのですが、じゃあ結婚前に約束したのは?何だったのだろう?
1度腹を割って話し合いをし、どれほど子供に対して嫌悪感を抱いているか、親になる事に恐怖心を抱いているかを頑張って話しましたが、「そんな幼稚な人間とは思わなかった」の一言で片付けられてしまいました。
それ以来、夜の夫婦生活も何となく遠ざけ(生理不順の治療の為にピルは結婚前から服用、やめる気はありません)、子供絡みの話も冗談混じりに適当に流しています。

離婚は断固したくないと思っています。
母親と同じになりたくないから。
いっそ子供の産めない身体になればいいのにと世の中の不妊で苦しむ人々を差し置いて思ってしまいます。

今、私はコンビニ店員から事務員に転職して1年半。
手取り15万、ボーナスは月給弱が去年の冬に出たきり。
旦那のお金への干渉にもろに拒絶感を感じてしまって深く考えずに全てのお金を完全折半する事を申し出てしまい、お給料は支払いによって3日で4桁になるのがザラ(旦那は+10万ほど貰っててボーナスもそこそこ出てる)
1度勇気を振り絞って2人の稼ぎをまとめる事を申し出たものの今さら何を、と強く却下され貶されそれ以来言い出せず。
それでも学生時代から私を助け続けてきてくれた音楽だけは何とかやりくりしながらライブに通ってて、しかしそのせいで全く貯金が出来ていない現状。
自分が最低なのは分かっているのにどこかで「あんなに虐げられて生きてきたのに何でまた我慢しなきゃいけないの?もう我慢は嫌、好きな事して一回しかない人生ちゃんと楽しく生きたい!」と自分を甘やかしてしまっています。
ちゃんとした大人になりたいのに、周りから立派にやってると思われたいのに、周りの実家暮らしの同年代が独身謳歌して楽しく遊んでいるのを見ると羨ましくて仕方がなく、誘われるとついついついて行ってしまいお金を使ってまた自己嫌悪...
行ってくればいいよ、という割にお金のない私を言い返しようのない程の正論で叩きのめし、義両親から借りた結婚費用の催促をしてくる旦那にも言い返せないイライラと自己嫌悪が酷いです。

身内にも友達にも弱い所を見せたくなくて、また毒を撒き散らすのも嫌で溜め込んでいた気持ちです。
同じ境遇の方が少しでも分かる!それ私!と思ってくれるといいなと思いつつ。
本当に長長と乱文失礼致しました。