二年前、僕は三年間付き合っていた彼女を亡くしました。旅行先のことでした。僕の目の前で、彼女が横断歩道を渡ろうとしたときに、信号無視した大型トラックが彼女に突っ込み、彼女は即死でした。そのときの光景が今でもフラッシュバックしたり、夢に出てきたり、臭いや音、空気などリアルに感じられたり、その度に心拍が早くなったり、汗が吹き出したり、時々嘔吐したりもします。
あとからわかったことですが、トラックを運転していた運転手が飲酒運転をしていたらしく、今までにないほど殺意が芽生えました。
同時に守れなかった自分を恨みました。
彼女の母親には「なんで守ってくれなかったの」と言われ、彼女の父親には「こっちのことには気を使わなくて良いから、君が辛いのは分かってるから、だから、君の人生を歩んでほしい」と言われました。僕は彼女の親に恨まれても構いません。たぶん、誰かのせいにしたほうが、気持ちは楽だと思うので。
そんな気持ちを抱えながら、生きてきて、今年の4月新しく彼女が出来ました。正直に言うと、付き合うつもりはなく友達で良いと思っていたのですが、相手側が側にいたいと言ってくれて、何故か僕も心を許してしまったのか付き合うことになりました。しかし、いずれその子には前の彼女のことを言わなければいけないと思っていました。
しかし、言う機会がなく、また、大切な人がいなくなってしまうのかもしれないって思って怖くなり、新しい彼女を束縛してしまうことが多く、一ヶ月半で結局別れました。その子を傷つけてしまって本当に後悔してて、その子には幸せになってほしいとだけ告げました。
周りに簡単に「辛い」とか「死にたい」とか言っている人間を見ると、本当に悲しくなり、怒りもわき、たまに感情が抑えきれなくなり、壁を殴ったりします。
この先、人を恨みながら生きてるのは辛いです。かといって、今まで恨みを糧にして生きてきたようなものなので、どうすれば良いのかわかりません。
長文失礼しました。
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みらー(臨床心理士)
π- 2017-11-14 11:37
大変な思いをされましたね。
こういうときは、少し今の状態に見通しがあると良いのかなと感じましたので、少しお話をさせていただきますと、今、ご本人が経験されていることというのは、人生で最もダメージを受ける出来事の1つであり、心の穴も信じられないくらい大きくなります。しかし、誰しもずっと今の状態になるわけではなく、『悲嘆のプロセス』と呼ばれる経過をたどるということが言われています。
悲嘆のプロセスというのは、簡単に言いますと、何かを失った時に人は、それを受け入れられない段階、受け入れ落ち込み心身ともに苦しむ段階、少しずつ前向きに考える段階といったプロセスを経て喪失を受け入れていくというものです。
ですが、これは必ず受け入れていく日が来ます。人は数多くの喪失(人の死や、別れ、紛失、損壊など)を体験します。全てをいつまでも苦しむわけにはいかないので、いつかはそれを受け入れていけるようになります。ただ、その過程はは非常に苦しみますが、そこにはただ受け入れるという後ろ向きなものだけではなく、人としての成長という大きな獲得すべきものもあります。できれば喪失はしたくないものですが、生きていて、成長していく上では絶対に誰もが避けることはできません。もし余力があれば、インターネットで「悲嘆のプロセス」という語句を検索してみてもらえればと思います。その時々に出る症状や気持ちなどが具体的に書かれているサイトなどもありますよ。
今ご本人に必要なのは、今の苦しみを一人で抱え込まずに吐き出していくことです。そうすることで、意識できなくても、心の傷が少しずつ癒えてくる状態が形成されやすくはなってくるものです。なので、吐き出せる人や吐き出せる場所、例えばココオルみたいな場所もうまく活用してくださいね。
そうやって少しづつ心の傷を軽くしていって、徐々に前に進めるようにしていきましょう。