彼の前で、子供のようになってしまいます。

高校卒業までは、忙しくてほぼ家にいない父、教育熱心で厳しい母、体の弱い妹と暮らしてきました。
妹が生命にかかわる大病をしたことで、祖父母の家から小学校に通っていたこともあります。

「おねえちゃんなんだから妹のことを守ってあげないとだめだよ」と言われ、
私自身もそんな周囲の思いに応えたいと思ったから、弱音や泣き言を言わずに過ごしてきました。

だけど、ほめられたいことはあったのです。本当は嫌だと思うことも、甘えてみたいこともあったのです。
ただ、母はどんな時もほめてはくれませんでしたし、不満をこぼすことを許してくれませんでした。
80点のテストを握りしめて走って帰ったとき、親の望んだ高校に合格したとき、センター試験の失敗を経ながらも国立大学への入学が決まったとき、就職に必要な資格を取ったとき、就職試験に合格したとき・・・。
思い返してみても、ほめられた記憶は、出てきません。もしかしたら、簡単なあいさつはあったかもしれません。
しかし、「100点であってこそ1番なんだ」という言葉、「妹はあなたよりももっといい学校に・職に就職するのに」という言葉のほうが、忘れられない傷となって、よほど強く心に残っています。
思春期には、自分の体を傷つけていたこともありました。今となってはそれも、気づいてほしいサインだったと思います。
その時でさえ、母が私にかけた言葉は、「恥ずかしいことするのはやめてよ。」でした。

今は就職し、実家で一緒に暮らしていない分、両親との関係は多少良好になっていると思います。

ただ、結婚を控え、今新たな問題が起きています。
それは、3年ほどお付き合いをしている彼に対して、私が依存し、甘えすぎてしまっていることです。
実は、学生時代にお付き合いをしていた人との恋愛関係もそうでした。

自分のそばに相手がいてくれないと気が済まない。コミュニケーションが取れないと、不安が大きくなりすぎて癇癪を起こし、当たってしまう。わがままを言っては甘えて、まるでの幼児のような振る舞いをしてしまう。
自分でも辞めたいと思うのですが、うまく感情のコントロールができません。

彼はとても優しい人で、私の抱えている過去の課題も含めて受け入れてくれています。
ただ、そんな彼も時々つらくなることがあるようで、私自身が変わらなければ、という思いがあります。

いい大人にもなって、恥ずかしい相談です。
だけど、自分の力だけで自分を変えることはとても難しいと思うので、どうかお知恵を貸してください。