まず、現状についてお話します。
私は、今大学四年で就活をしています。
一社から内々定をいただいているのですが、この内定について家族からの反応が芳しくなく(何でそこなのか、自分が好きなことをするべきだ、という意味での反対です。)未だに求人を眺めたりしていますが、この内定先の企業が就活アドバイザーから斡旋されたところでもあるので、アドバイザー側からも就活をいつまでやるのか?という面でプレッシャーを感じてしまい、動けなくなりました。

私は、両親が幼少期から不仲だったことや、母が精神的に不安定だった時期が中学から最近まで続いていた為、他者の顔色を伺う癖が強くついています。両親の、互いについての悪口や、母の仕事についての愚痴、兄が不安定な母に対して思う憤りなど、さまざまなことを同時に聞かされ、慰めたり仲裁したりしてきました。それで家庭内が平穏にまわれば自分がピリピリした家庭内の雰囲気に苦しむことがなくなると感じていたので、それが一番幸せに生きていくのに適した方法だと考えていました。

しかし、大学に入って就活が現実味を帯びてくると、上に書いたような、「他者を慮ることで自分の平穏を守る」という行動を欲求の上位に置いてしまっていることが、「自分は何をしたいのか」、「自分は何者なのか」という自分主体の考えを求められた時に苦しいだろうなと思い、大学一年生の頃から学校に来るカウンセラーさんに相談に行きました。(家族のこと、自分の性格のこと、あとは自分がアダルトチルドレンなのではないかと思っていることなど)

これで前よりは、自分主体でものを考えられるようになったのではないかと思ったのですが、今年三月に解禁された就活は、結果から言えば上手くいかず、6月ごろには精神的に疲弊してきたため、就活を終わらせるために内定を、という気持ちでアドバイザーに頼りました。そこで斡旋していただいた企業に内定をいただき、一番はじめに書いた現状に至ります。

自分主体に生きなければと思い、はじめた就活ですが、この仕事に就けば不安定な状態の家族に役立つだろうと考えセラピストを受けたり、精神保健福祉士を考えたり、家族からの反応を見ては方向性を変えたり、いざ自分が好きなことをと思い、インテリアや料理、本など、色々考えて何社も受けてみましたが、結果は奮わず、思い返せば何も上手くいかなかったし、結局何一つ上手くできなかったと、虚無を感じます。

私は、ただ周りが争わず、平和に生きていられればそれでよかったんです。なのに今、自分が就職に行き詰まることで自分が問題因子になってしまいました。未だに求人を見て探しているのは、「家族が今度こそ認めてくれるようなところにしよう」という考えでしかなくて、結局自分が好きな、やりたいことって何なんだろう。皆が私らしいと思うものは何だろう、何でこんなことになったんだろう。という気持ちが消えません。

いっそ休学してしばらく何も考えないでいられたら、とか、自分の過去についてゆっくり整理をつけられたら、とか考えますが、その度に「甘えるな」「虐待されたわけでもない癖に不幸ぶるな」と、自分が自分を責める声が聞こえます。自分が二人いるみたいで気持ち悪いです。

これからどうするべきか、将来を考えると頭が霞みがかったようにぼんやりしてしまって、1日に何度も憂鬱になります。

友人にも、忙しい時期にこんなことで時間をとるのは悪いと思い相談できなかったので、ここに吐き出させてもらいました。