私の母親は躁うつ病で買い物依存症になって自己破産をし、父親は仕事に失敗をして自殺をしました。

それぞれの両親のことが起きた当時はしんどく、相当二人のことを恨みましたが、あとからこの両親のことがなかったら気づけないことがあったと思えるようになりました。

しかしそれでも母親のことを信用することが出来ません。現在、母親と祖母と3人で暮らしていますが母親が私に対してやってくれることが私のご機嫌取りや母親自身の自己満足のためにやってる様にしか思えないのです。

母親は私を22歳で産んでおり、「若い子の子供だから」と他人から後ろ指を刺されないようにと私をいい子にしようと厳しく育てました。
なので私は他人の顔色を伺うようになり、the優等生みたいな子供に育ちました。

しかし私が高校生になってからだんだん母親の様子がおかしくなり、私の大学の合格発表の日に母親の多額の借金が発覚し、その後自己破産しました。

その時の母親は祖父母や自分の兄妹達から強く責められ、私に向かって土下座をしてきました。昔の怖いお母さんの面影は全く見られませんでした。

現在、母親の躁うつ病は落ち着き、障害者枠で働ける職場も見つけられ、以前よりもかなり安心して生活を送れるようにはなりました。
私も大学4年で就職先も無事に見つかりひと安心ではあるのですが、自分の母親や過去のことを思い出すとどうしても自分の両親に不信感しか抱けないのです。

その時、両親はそうするしかなかった、その時その選択は正解だと両親は思っていた、などと大学生になっていろんな人にあってからはそう思えるようになりました。が、この世界に私はたった一人で、私と全く同じ状況でいた人は誰もいなくて、この体験はわたしだけの体験なのだ、と思うとどうしようもないやるせなさが湧いてきます。

私は母親が嫌いです。