小さな頃から女の子に生まれたかったという願望がありましたが、性自認はちゃんと男で自分が男だと言う自覚は痛いほどあります、MTFにすらなれない辛い。
変に完璧主義?理想主義な面があり、オカマにはなりたくないと、男に生まれたからには仕方ないと精一杯男らしく生きてきたつもりでした。
それなのに、友人数人に女っぽいと言われたのをきっかけに、どうしても我慢できず女装をするようになりました。

好きな人もできました、男性です。
その人も好きと言ってくれました。
でも結局女装の自分は仮の自分でありこの先ずっとこんな関係でいられない、相手には普通に幸せになって欲しい、自分は幸せになる価値はない、こんな考えがずっと拭えず、自分から離れてしまいました。

所詮女の子にはなれないオカマにしかなれないのにと冷めた考えしかできない、でもそんな事は誰にも言えない、頑張ってる人をバカにしたいわけじゃないから。

女装している時の自分だけは少し好きでした。でも結局それもただの現実逃避という考えになっちゃうのです。それに反動で本来の男の自分が余計嫌いになる、まただんだんと劣化しておじさんに近づいていく自分の姿が許せなくなる。
結局女装もやめてしまいました。

男に生まれたからには男として生きるしかない絶望。
私はオカマになりたいわけじゃない。


また、色々な理由で親が大嫌いでその子である自分も嫌いです。
親の遺伝子=自分の遺伝子を絶対に残さないという決意や、自分は存在しちゃいけないと考えるようになりました。
しかし自殺する勇気もないまま、潜在的な破滅願望からなのか、自分にとって良くない事、自分を追い詰める事、自殺するしかない状況に突き進んでしまう。

自己嫌悪、自己否定だらけでがんじがらめです。
ただの甘えなのでしょうか。

もう後戻り出来ないところまで自分を追い詰めてしまいました。
どうすることも出来ない。
男としてしか生きられない自分、劣化していくだけの自分、幸せになんてなれない、幸せがなにかすらわからない、何も希望なんてない。

次は女の子に生まれたいとただただ願いつつも、自殺する勇気が出ないまま過ごしてしまっています。
生まれ変わりたい勇気が欲しい。