今回は相談ではなく、ココオルのスタッフの方々や同じように悩みを持つ方々へのお礼がしたいと思い、書かせていただきます。

私は昨年、毎日「消えたい」という感情で押し潰され、それまでしたことがなかった自殺未遂や家出をするほどまでに追い込まれていました。勉強は合わない、実習は苦しい、親は理解する気もない…。自分自身が嫌いになり、もう消えてしまいたい気持ちでいっぱいでした。

しかし、今から1年ちょっと前に、大きな転機がありました。私は1年間、大学を休学させて貰い、今後のことをゆっくりと考えていました。今までやったことがなかったアルバイトを始めたり、ボランティアに参加してみたり、1人で遠方まで旅をしたり。様々な経験をして、「生きてる」という感動に震えていました。ですが、どうやら母親は「この1年で死んで欲しい」と思っていたようで、「頑張っていると思えない」「もっと辛いことに挑んでみなさい」など、漸く落ち着いた私の心を追い込もうとしました。これは追い込み漁のプロですね。

私はこの母の言葉を聞いて、ショックのあまりしばらく動けず、声も出ませんでした。その中で私に浮かんだのは、「逃げよう」という考えでした。「このままでは母に殺される。死にたいけれど、私は生きたいのだ。このまま殺されてなるものか」と思い、母を無視して簡単に荷造りをし、当時同じ県に住んでいた父親の家に転がり込みました。そこで「家事を手伝う代わりにひと月ほど、部屋を貸してください」という風に事情を説明し、しばらく父親と生活をしました。しかし、いつまでも居候できる訳でもなく、いつかは出ていかなければいけません。そこで私は、今通っている専門学校への転学を考えました。既に家を出た姉のセッティングで母とひと月ぶりに会話をし、そこで「専門学校に行きたいです」と伝え、最後のお願いをしました。ひと月ぶりに出会った母はやつれていて、正直なところ「ざまぁみろ」と思いました。どうにか話をつけ、父達にお礼を言い、家に戻りました。そこで「母がいかに辛かったか」の話を耳にタコができるまで聞き流し、全て自力で学校の受験に合格し、無事に今に至ります。

今では全て自分で決断をする、有意義な生活となっています。昨年、本当につらくてつらくて、毎日ココオルに呟いて、他の方々の言葉も聞き、泣いていました。けれど、何かのきっかけで変わることができるとも思いました。ココオルで暗い気持ちを吐き出せていなければ、もしかすると今この世にいなかったかもしれません。

長々と、全く相談と関係ない話になってしまいましたが、「こんな人間もいるんだな」程度に流し読みして頂ければ幸いです。
これで、つぶやきも含めて最後になれたら嬉しいです。