いい年の中年ですが、年々人と話せなくなっています。
特に接客や取引先の人との会話が死ぬほど苦手です。
思い当たる原因が多すぎて…思いつくままに書くのでとても長くなると思いますが、良ければ相談に乗ってください。
話せなくなった原因のひとつは、職場にいる社長の息子です。
この人が同じ所で働くようになってから自分の調子が悪く何もかも狂いっぱなしです。
社長の息子(仮にA)は、自分のやりたい仕事だけをやる人で、大きな仕事だけを大切にし、細かな仕事や裏方の仕事を見下しています。
例えば私が梯子に登って棚の整理をしてる時、Aは自分の仕事がないから椅子に足を組んでダラーッと腰掛けスマホを見てたのですが、配達の人が来ても面倒なので対応せず、必死で働いている私が駆けつけたり。
自分の仕事のスペースに出たゴミのような不用品を、他の人の仕事のスペースに勝手に捨てたり。
逆に他の人の仕事スペースで使っている物を勝手に取って自分のところで使ったり。
私が道端でこけて大きな荷物を崩して散乱した荷物をひとりで積み直している真横を、黙って素通りしたり。
とにかく人の心がありません。
でも、好きなことだけをすることを黙認されてるので、当然その分野で売り上げを伸ばし、店長も社長も黙っているどころか褒めています。
そんなAはとても口先が達者なので、お客さんたちともすぐに仲良くなります。
こんなに人を苦しめているAがお客さんと仲良く話してチヤホヤされる中、まるで私が下っ端の雑魚みたいに感じてしまい、今まで通りの喋り方がお客さんに対してできなくなってしまいました。
あまり丁寧に喋るとAより下に見られるかも、と思ってしまうのです。
他にもAのせいですごくたくさんの汚い感情が渦巻き、うまく接客できなくなっています。
他には、自分自身も今の職場の人たちや客層をどこかで馬鹿にしているような気がして、それも原因のひとつと思います。
無駄に大声で距離感も近く古くて狭い考え方の人たちに対して、自分は絶対にこんな人たちのようにはなりたくないという気持ちが強いのです。
でもその人たちは日々を一生懸命生きているし、大人だからいろいろな人生を歩んでこられた人たちだし、私なんかが馬鹿にするのは飛んだお門違いだと頭では分かっています。
当然私のようなコミュ障と大違いで話すのには慣れている人ばかりなので、私が心のどこかで斜に構えている時に話を振られると、慌てて色んな感情が渦巻いてうまく話せません。
自業自得です…。
あとジェンダー的なことでも葛藤があり私はノンバイナリーなのですが、どうすればそんな風に見てもらえるだろうか察してもらえるだろうかと常に考えていたり、相手の口からいつ「女だからこうしないと」のような差別発言が出てこないか常にビクビク怯えています。
「今この人はAに対して敬語だったけど私に対してはタメ口だった。それはなんでだろう。私を馬鹿にしてるのではないか?「女」だからか?私は「女」じゃないし、そもそもその差別が間違ってるのに!今からどういう対応をしたら馬鹿にしたのを訂正してくれるだろうか。私も丁寧な口調をやめてみようか」
みたいに、相手とのやりとりたった1つで、これだけの事が頭の中を常に渦巻いています。
最近頭がぐちゃぐちゃで、長年培ってきた話し方とかマナーなどの世渡りのコツみたいなものが最近分からなくなったと言うか…混乱状態です。
他の人が私を見る目が冷たくなったのも感じ、昔褒めてもらえてたことも褒められなくなったし、自分自身にも価値を見出せません。
克服するために敢えて自分からお客さんに話しかけては後悔するのをいつも繰り返しています。
克服しようとか考えるからいけないのか?とも考えて気楽に行こうとすると、今度は気が緩みすぎて言葉が出てこなかったり…。
じわじわと話せなさが広がって、元々苦手な美容院トークももっとダメになりました…
ここからどうすれば脱却できるでしょうか…本当につらいです。
コメント
コメントを投稿
参考:似ている悩みと対処法
ココオルに無料登録して、いまの気持ちをどんどんつぶやいてね!
ココオルユーザーの方は、ログインして利用してね!
メールアドレスでログイン twitterでログイン
ダイスケ
π- 2023-11-06 23:14
社長の息子(A)の好き勝手な言動が目につき汚い感情が渦巻き、職場の人たちや客層の古くて狭い考え方の人たちにも共感が出来なくて、コウさん自身もジェンダーなことで葛藤があったりだとか。様々な要因が重なり合って頭がグチャグチャで混乱状態になり、人と話せなくなってきた事が本当に辛い状態なんですね‥
ひとつの解決策として、周りはいっさい気にせず自分のやるべき事を淡々とこなして時間になったら帰宅する。プライベートの付き合いもいっさいしない。15年ほど前のドラマ「ハケンの品格」の篠原涼子さんのような働き方かなぁとも思います。究極的には自分の思いで他人を変えることは出来ないですから。変わるのは相手方が何かしらの出来事や思いを感じ取って、あくまで相手方のタイミングです。他人をこちらの意思でコントロールは出来ません。ただ、そんなのはわかっているけど、現実は会社内やお客さんも皆んな仲良しで昭和のような古い価値観がある雰囲気なので、どうやっても気になってしまうし付き合って行かざるを得ないのではとも想像します。
私もそのような経験は今も多々あります。そんな中、最近ネガティヴケイパビリティという言葉に出会い、今少しずつ試しているところです。その内容は、不確実性を許容する能力、知的寛容さ「決められないという優柔不断」と「意志と目的を持って、そこでは結論を出さないでおくこと」は異なり、受け入れる、受け容れる(器などに盛る、ただ、そのまま中身を保っているだけ)。相手だけでなく、自分自身の感情についても同様に、不安などをそのまま器に容れるようにして、不安や居心地の悪さを認めて同居する、一緒に居続ける。
例えばこの状況を脱却できず辛い自分がいるんだなぁ、無駄に大声で距離感も近く古くて狭い考え方の人たちもいるんだなぁ、といった思考や嫌な気持ちごと心の器に入れておくだけ。居心地は決して良くはないけど、答えが出ないなら時間が経てば何か変化していくかもしれないといったん待ってみる。急速な時代の変化により会社のあり様なんかも昔より変わっていくサイクルは早いかもしれません。誰も予想しなかったコロナ感染によってリモートワークの普及が一気に進んだようにです。今すぐ答えが出ない時の一つの考え方ですので参考になればと思います。
ただ、このネガティブケイバビリティの実践は凄く難しいです。自分で参考にと言っておいて矛盾してますが、どうしても負の感情の方が上回って私の器が小さくなってしまい、入りきらずに愚痴をこぼしてしまいます‥(-_-;)
コウ
π- 2023-11-08 22:14
お返事ありがとうございます。
自分のぐちゃぐちゃした文章を読んでくださり、本当に感謝します。
ネガティブケイバビリティのお話を読ませていただき、以前悩んだ時に心理学で聞いたことのある、自分を俯瞰するように客観的に見る方法に似ているのかなと感じました。
白黒つけずにありのまま、その中にただ居るというのは、メンタルが強くないとなかなか出来ないことのように思います。
でも淡々とやることだけやって帰るっていう、もうそれしかない、それに尽きますよね…。
今日も営業の人が来たのですが、社長の息子に対しては媚びるようにヘラヘラと笑い、私に対しては笑みの一つも浮かべず、逆に苦手意識から緊張するあまりつい頑張ってしまう私の方がムダな愛想笑いをしてしまい、見下された感を味わう…という結局いつものパターンを繰り返してしまいました。
淡々とやることだけやる
というこれだけをとにかく徹底するようにします。
できるだけ感情を入れないようにして、それに慣れればこの見下されているような感覚は減って行くかもしれませんよね。
ダイスケ
π- 2023-11-09 20:24
遊び心をもった私の部下Aくんのはなしですが、とんでもなく空気が読めなくて、どうでもいい内容をよく喋りかけてくる人(B)が同じ職場にいて、その人にいつも狙い撃ちされ業務の邪魔をされていたAくんに「あんなくだらない内容の話を長々とされてよく耐えられるなぁ」と聞いた事があります。そしたらそのAくんは「Bを頭の中で虫に変換するんです。今は夏の終わりだから鈴虫にしてましたね。そうすると言語じゃなくて全て鈴虫の鳴き声で「リーン、リーン」て聞こえるんです。今日の鈴虫はよくなくなぁって感じるだけで、あとは適当に相槌しておけばそのうち離れていきますから」それ以来、私もたまにその技を使ってます。季節に合わせた虫に変換するのがコツですね(笑)