大学生の時に父が病気で亡くなりました。
その少し前から母が変わりました。
高校生のころまでは、どちらかというと好き勝手やってきていたほうでした。
門限も終電まででしたし、オールや外泊も前もって言っていれば大丈夫、土日はほとんど家にいないという環境でした。
ところが、父が亡くなり、母は仕事を辞めました。元々身体的な病気があったうえに、友人も多くなかったようなので、常に家にいるようになりました。その頃から、おそらく、父親に恥じないように、父親の分まで子供を立派に育てようという思いがあったのだと思いますが、急に私の生活に干渉するようになりました。
まず、大学が遠く(片道2時間)、理系学部だったので、門限が早まることはありませんでしたが、10時を過ぎるころになると今どこメールが返事を返すまで送られてくるようになり、バイトのシフトはすべて母に報告しなければならなくなりました。外泊についても、前日までに誰のところに泊まるのかを報告しなければ許可がおりませんでした。
そして、就職。最初に内定が出た就職先は、夜勤があり、寮に入るようになっていたのですが、母から「あなたには合わない」「絶対続かない」などと言われ続け、結局は転勤のない自宅から通える会社に就職しました。
しかし、同僚の多くが一人暮らしをしているような職場でした。急な飲み会も多々あったのですが、最初は全然参加できませんでした。これについては交渉して3ヶ月後くらいにはなんとか認めてもらいましたが。
そして、数年後、昇進のための研修を受けることになり、研修先が片道2時間くらいだったので、近くにある会社の寮に入ることになったのですが、この時も母は反対しました。学生時代に通えてたのに、どうして通えないのかと・・・。結局は、私一人だけの問題でもなかったので母が折れましたが、このころ、一緒に住んでいる妹が精神的に病んでいたので、仕事のない日は戻ってくるという約束をさせられました。
研修終了後の配属先を決めるとき、ここが実家から離れるチャンスだったのですが、母の身体的な病気が悪化し、妹の体調も不安定だったので、二人が元気になったら一人暮らしするからねと約束したうえで実家から通える職場を選んだのですが、あれから数年経ち、二人ともだいぶ元気&落ち着いてきましたが私はまだ実家にいます。
去年30歳になったのですが、門限や外泊のルールも高校生のころのままです。むしろ、引っ越しをしてローカル線が最寄駅になったので、以前より門限は早くなりました。仕事だろうと飲み会だろうと帰ってくるまで起きて待っているというのも変わりません。
周りの友人で実家暮らしという人もほとんどいなくなり、彼氏も全然できないので、さりげなくそろそろ一人暮らししたいんだけどと母に幾度となく伝えたのですが、母は、親と妹を見捨てるなら勝手にしなさいと言うばかり・・・私としても家族を見捨ててまでという思いもあり、母の考えが変わるまで待とうと思ったのですが全然変わりません。
最近は、さすがに見捨てるという言葉は使わなくなりましたが、私には子供しかいないのに・・・とかお弁当作りが生きがい(私の昼ご飯は母がお弁当を作っています)とかお母さんがいないほうが好きなことやれるというならどうぞとか言い出すようになりました。
母の気持ちも痛いほどわかりますし、ここまで育ててきてくれたことにはすごく感謝しているのですが、もう私もいい年齢だし、周りの視線も気になっています。友人と会うと合言葉のように「まだ実家なの?」と聞かれるのも苦痛だし、初めて会う異性に「実家暮らしってもしかしてお嬢様?」とか「訳あり?」って聞かれるのも苦痛です。
会社の転勤希望は出しているのですが、5年間は異動できないということなので、転勤を理由に家を出ようとするとあと3年後になってしまいます。
でも、母のためには実家を出ざるを得ない状況になるまでいたほうがいいのかなとも思ったりもしています。
段々と一人暮らしや結婚した友人たちと会うのが嫌になり、誘いを受けても仕事を理由に断るようになってきてしまいました。かといって職場も居にくく、仕事が嫌というわけではないのに、転職を考えるようになっています。
毎日毎日、どうするのが最善なのか、考えすぎて頭や胃が痛いです。母や妹は、一人暮らしの話題さえなければ仲良しなので見捨てたくはないですが、このままだと友達が一人もいなくなってしまうような気もします。
ボーっとしてるときやお風呂に入っているときなど、訳もなく涙が出ることもあります。
もう30を過ぎたのに、自分の人生すら決められなくて、情けないです。毎日こんなことで悩んでいるなんてとむなしくもなります。
どうするのが私にとっても、家族にとっても良いのでしょうか。
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初代あかり(殿堂入り|ココオルスタッフ)
π- 2015-06-15 13:30
去年30歳になったものの、門限や外泊のルールが高校生のころのままというのは、親が子離れできていないように感じます。
「さりげなくそろそろ一人暮らししたいんだけどと母に幾度となく伝えた」というのは、とても良い行動でしたね。お母さんの気持ちを考えて、さりげなく、そういうのを繰り返しているというのはとても素晴らしいと思いました。しっかりと行動されていますね。
「親と妹を見捨てるなら勝手にしなさいと言うばかり」というのは、少し大変ですね。お母さんにとって、1人暮らしをすることが、親と妹を見捨てることになっているのですね。
ただ、世界のさまざまな地域によっては違いますが、現代の日本社会の世間一般としては、一人暮らしは、社会人として精神的にも経済的にも自立していくためには必要だと思います。
ましてや、一人暮らしが見捨てることに直結するというのは、少し極端な考え方になっていますね。悪いとは思いませんが、極端だなと感じます。それが未成年やまだ若い子供に対してならばさておき、現在30歳になっているということですし、あまり一般的だとは感じません。
お母さんのために生きているわけではないので、ぜひ少しずつ何らかの行動を繰り返していきましょう。もう十分、お母さんのお気持ちは尊重されていると私は思います。ご自身の残りの人生を考えても、もう十分我慢し、お母さんのために自分の人生の大切な時間を我慢してきたのではないでしょうか。
お母さんにはお母さんの人生があります。もちろん、お父様をなくし、女手一つで子どもたちを養ってきた、そういう自負はあると思いますし、お父さんへの責任を感じているのかもしれません。そして、そのこと自体はとても素晴らしく、きっとお母さんへの感謝の気持ちもあると思います。ただ、それとご自身のこれからの将来、人生はやはり異なります。感謝をしている、お母さんが育ててくれた、だからといって、ずっとお母さんの期待通りに、思うように生きていくことが正しいとは私には思いません。
お母さんとしても最近では見捨てるという表現は使わず、子どもだけが生きがいになっているということをお話しされているようですね。
一人暮らしをしたい、ではなく、
・恋愛をして結婚をしたり、自由に社会人として責任を持って自立したいと思っている。
・お母さんは私の人生をどう考えているのか?
というのを直接聞いてみてはどうでしょうか。一人暮らしというのは一つの手段ですし、いなくなることをお母さんは恐れているのだと感じます。
お弁当を作ってくれていることも、これまで育ててくれたことも感謝しているけど、自分の人生を私は生きていきたい、そう考えている、それを応援はしてほしい、そのように伝えてみるのはどうでしょうか。
転勤希望を出しているとはいえ、お母さんのために、現在の抑圧された気持ちで生きるのはとてももったいないと思います。表現方法、切り口を変えながら、少しずつお母さんに理解してもらえるように、お母さんと落としどころを見つけられるように考えていきましょう。
自分の人生すら決められない、それが情けない、悩んで涙が出ることもある、これはご自身が悪いと私は思いません。お母さんや妹さんへの感謝の気持ち、深い愛情があるからです。それがご自身の心を縛っていて、思い悩んでいるのだと思いますから、とても素晴らしい方なのだなと私は思います。ですので、自信を持ってくださいね。
結果的に今の状態を引きずっていくと、お仕事、お友達などとの関係もどんどん悪化していくかもしれませんし、31歳、32歳と歳を重ねるたびにきっと、あの時判断しておけばよかった、そう後悔してしまうと思います。その時に、お母さんや妹さんに対しての感情はあまりよくないものとなり、関係も悪化してしまう可能性もあります。
そうすると、結果的にご自身だけではなく、ご家族や周りの人、お仕事などあらゆることがうまくいかなくなってしまうかもしれません。
今回勇気を出してココオルにご相談頂き、これを良い機会にしていきましょう。ぜひ少しずつ一緒にお話ししていきましょうね(^^)
fantasia
π- 2015-06-17 22:20
ありがとうございます。
「社会人として責任を持って自立したい」ということは過去に何回か言ったことがありますが、実家で暮らしていても自立できる子は自立すると一蹴され、取り合ってもらえませんでした。
「私の人生をどう考えている」というか、いつまでも娘が母と一緒に暮らしているのが母にとって幸せなのかということも聞いたことがありますが、答えは別に幸せだと思わないでした…
今日、1人暮らしはしたいと思うけど、自分の置かれてる状況(母の体調とかも含め)を考えると果たしてすることがいいのかわからないと母に伝えました。その時の母の回答は「したいならすればいい、どうせ終電終電言うんだから。でも、出て行ったらあなたにはこちらのこと(母の体調や妹のことなど)一切連絡しません。」と断絶宣言されてしまいました。
確かに終電が早いから自由に遊べないとか急なお泊まりとかできなくて彼氏と別れたとか予定してない飲み会に参加できないとか文句を言ったことはあります。なので、1人暮らしをしたい理由にそういう思いがないとは言いません。けど、自立したいとかカッコイイことを言っても、そういったことばかり突いてきてやはり1人暮らしをプラスには考えてもらうことはできそうもありません。
私には、友だちが我が家に泊まるという経験をしたことがありません。中学生になると友だちを家に呼ぶということすら母が認めてくれませんでした。なので、遠くに住む同性の友人が遊びにきたときも近くにホテルをとってもらい、付き合っていた人が近くまで来てくれたときには来ちゃ困ると言って追い返したこともあります。だからなのか、なかなか交友関係を広げることえお躊躇してしまっている気がします。それなのに、今の友だちとも友好な関係を築いてるとは言いがたく…
断絶宣言までされて1人暮らししたいとも思えないのですが、もう毎日頭の中がグチャグチャでどうすることが正しいのかわかりません。。。
初代あかり(殿堂入り|ココオルスタッフ)
π- 2015-06-17 22:58
たとえば、「実家で暮らしていても自立できる子は自立する」という言葉ですが、これはその通りだと思います。
そういう人は日本国内においてもたくさんいらっしゃると思います。
ただ、だからといってお母さんとご自身の関係もそうであるべきという理由にはなりえません。
なぜならば、他の人は関係なく、ご自身の人生だからです。他の人がどうではなく、ご自身の人生と幸せを考えて、お話をしていけるようになればいいのですが、なかなかお母さんの考えもあるでしょうし、平行線となるでしょうね。
「いつまでも娘が母と一緒に暮らしているのが母にとって幸せなのかということも聞いたことがありますが、答えは別に幸せだと思わないでした」
については、お母さん自身が、子どもの人生や幸せを考えているというか、ただ、失いたくない、離れたくないという想いがあるだけなのだなと感じました。お母さんがどうすれば子離れできるようになるか、そういうところが課題かもしれません。
お母さんの絶縁宣言については、お母さんなりの覚悟と、ご自身の覚悟を試している部分もあるのではないでしょうか。
実際に絶縁ということになるのかどうかはわかりませんが、お母さんはご自身の性格を深く理解していると思いますし、今はじっくりと考える時だと思います。
毎週1度は戻るという条件など、そういう落としどころを今後模索していくことはできそうだなと思いましたがどうでしょうか。
今すぐ結論を出さなければならないことではありませんし、今はうまく整理して考えることができないかと思いますので、じっくり考えてみてくださいね。
飲み会、彼氏、友人とのことなど、別に何も悪いことじゃないと思います。そういう思いがあるのは人間ですから、当然です。
お母さんのために人生を犠牲にする必要はなく、お母さんのことも真剣に考えて、大切にしたい、ただ、自分の人生もある、そういうことは伝え続けていきましょう。じっくり進めていきましょうね(^^)