私は不器用で意気地なしで忍耐力も体力も人並み以下、対人関係のスキルは0に等しい24歳の大学院生の女性です。
人への恐怖心と、周りから社会性のない人として扱われるコンプレックスで私の今までの人生は占められてきました。高校生まで、勉強だけが得意だったのでその得意で何とか自信をつけて、自分を保っていました。でも今振り返れば、その努力すら逆効果で『勉強さえしてればいいや』という甘えと、『もしも勉強すらできなくなれば本当にただのダメな人間になる』という恐怖につながり、試験勉強にとりつかれ、その他のもっと大事なものが未発達のまま終わってしまいました。その勉強の努力もいつか救われると思っていましたが報われることはなく、もともとコンプレックスがモチベーションだったせいか、大学からは学ぶことに執着もなくなり本当の唯のダメな人になってしまいました。
大学に通うなかで、必要最低限の自分の意思は伝えられるようになったのは僅かな成長です。(高校まではそれすら不可能でした)ただ、周りの人を知るにつれ自分のダメさをひしひしと感じ、それも苦しいです。長い間、自分の殻の中にいたせいか、周りに気を配れなかったり、知り合い以上の関係が築けなかったり、小さい悩みでそのことしか考えられなくなったり、全てがうまくいきません。自然となんとかなると思っていましたが、私は友人が居なくても、むしろいない方が安心して暮らせるので、自分らしくこのままでいる方を望んでいるようです。一時期自分に嘘をついて、明るく振舞って精神的にかなり疲れました。
今は、これからもこのままでいいかと、人生に諦めて期待しないようにして傷つかず楽な方にに逃げています。誰に何を言われようが(私はどうやら人に馬鹿にされる体質みたいです)、自分を最低の人間としてみて、すでにもう何も期待していないので、反論よりも同感して、自分への批判を受け入れ、やりすごしています。しかし、人間に生まれたには一度は人生の幸せというものを味わってみたいです。一人の人間として尊重されてみたいです。望むばかりで努力はする気はないのに、理解されてみたいです。どうして、こんなポンコツな人間に生まれて、対人関係の悩みに何十年も縛られ、毎日毎日堪え忍びながら過ごさなければならないのでしょうか。