昨年12月に、中絶しました。
相手も自分もまだ16歳、彼は母子家庭で、彼の親には 経済面で援助できないからおろしてくれと言われました。

また、彼は自分の事だけを考えていて、学校を辞めたくない、友達と遊びたい、だから今はおろして、次は産もうと泣いて頼んできました。この時は本当に絶望しました。

確かに彼には父性なんてなかった。けれど私の中には確かに小さな命が宿っている感覚がありました。

男の人には生まれるまで分からないかもしれないけれど、私は妊娠したと分かった時から母性がありました。本当は産んで育てたかった。

名前を呼んで、ママと呼ばれて、どれだけしんどい思いをしても一緒に成長していきたかった。殺したくなかった。でも私は、殺した。

術後、彼に何度か、子供のことを思うと辛いとこぼしたことがありました。しかし、彼は めんどくさい。もう終わったことだろう。いちいち持ち出してくるな。と突き放してきました。

彼には心が無いんだとまで思いました。
それからずっと、学校では普通の女子高生として、みんなと同じように振舞って笑顔で生きてきました。

家に帰って一人になって初めて、本当の自分、子供を殺したという罪を負った最低な自分を責めることができます。毎日自傷行為をしてなんとか一時的な安心感を得て、しばらくしてまた不安定になって自傷の繰り返しです。

学校には頑張って行っていましたが、2回目の月命日を迎えていろんな思いでおかしくなってしまって、最近不登校になってしまいました。

友達と普通に話して笑っていることに疲れました。彼に大丈夫と嘘をつくことも。

もう死にたいです。早く死んであの子の元に行きたい。