父親の過干渉に悩んでいます。
父親は完璧主義者で、世の中を先読みしながら常に失敗しない方法を選んで生きてきた人で、
私の行動も常にコントロールし、私がちょっとでも不安定な行動や言動をすると許せず、
俺の言うことに従っていれば間違いないと自分のやり方を強要するような人です。
私の意見や考えなどには聞く耳を持ちません。
私の気持ちなど、考えてくれたことはありません。
私の話は常に全否定され、父親の望む答えをしない限り受け入れてもらえません。
母親は、私が生まれる前、大病を患い、ふさぎがちでした。
それでも、当時住んでいたところにはママ友もいて、明るく振る舞っていたことを覚えています。
ですが、病気がちな母親は、入退院を繰り返していたので、私と接する時間は極端に少なく、
時折私は父方の祖母に預けられていました。
私が12歳の時に祖母が亡くなるまでの間、祖母はとても優しく、私を受け入れてくれました。
父親なりに考えたのか、少しでも環境の良いところへ引っ越すことになりましたが、
引っ越した後から母親は笑わなくなりました。
スーパーへ行く以外、家からは出なくなりました。
私としゃべることも嫌がり、「あっちに行ってなさい!」と怒鳴られ、
ほとんど母親と話をしなくなりました。
母親は夜になると深酒をし、自分を無くすほどお酒を飲む毎日でした。
小学生の私は、父親が帰ってくるまでの間、そんな母親と一緒にいました。
「そんなに酔っぱらっているとお父さんに怒られるよ」とたしなめると、
「生意気なことを言うな!出ていくぞ!」ど脅されもしました。
父親が帰ってくるのは母親が寝た後なので、父親は何も知りません。
父親は、私が子供なのに子供っぽい行動をすると、怒鳴りつけ、平手で叩いてきました。
いつでも大人びた行動を要求され、父親に従っていなければいけませんでした。
母親があんな状態で、子育てを放棄され、父親も都合のいい時だけ接するだけで
ほとんど放っておかれていたため、人として必要な基本的な事を知らないで育ったのに、
そういった基本的な事が出来ないと平手で叩かれて怒られたこともたびたびありました。
いつも理由も言わず、突然怒り出すので、私は何が原因だったのかわからないまま怒られて、
泣きながらとりあえず謝ったこともありました。
いつ父親の地雷を踏むかわからない恐怖に毎日怯えていました。
母親は家から出ませんので、授業参観も父親が来ていました。
家の中がこんな状態なためか、私でさえうまく笑えなくなり、小学校の先生から笑わない子と言われ、
先生からいじめを受けました。
(私を含め3人をいじめていたこの先生は今では引退し、「子供の幸せのために」とかいうセミナーを
地域で開いてるようですが、お前にそれを唱える資格があるのかと怒鳴り込んでやりたい気持ちを、
思うだけにとどめています)
小学校時代はこの先生と近所のおばさんに、中学校ではクラスメイトにいじめられていました。
私がいじめにあっていたことは親には言えませんでした。
言ったところで、親身になって聞いてくれるわけもなく、私が悪いといわれるだけです。
言わずに堪えて、我慢してやり過ごしました。
何十年か経っていじめの話をしたら、いつまでも覚えている私が悪いと言われました。
やっぱりそういう答えかとがっかりしました。
いじめというものは、やられた方はいつまでも覚えているものです。
高校では、奇跡的にいい先輩と巡り合えて、彼女に救われました。
先輩と過ごすことで、笑うこともできるようになったのです。
高校を卒業するとき、突然に父親から、母親と離婚すること、
再婚することを聞かされました。
後妻さんは知っている人ではありましたが、あまり馴染めず、今も苦手です。
高校を卒業したばかりの私には経済力も人生経験もなく、反発するなどという選択肢はなく、
受け入れるしかありませんでした。
母親は家を出ていき、母親の姉の家に同居していたようですが、その姉が亡くなった後、
一人で暮らしたのち、孤独死したと聞かされました。
私は父親に「母親は悪い人間だ」と洗脳されていたので、母方の親戚とも縁を絶っており、
今もどこにお墓があるかも知りません。
高校を卒業して、私は社会人になりましたが、突然学生生活から大人しかいない社会人生活へ
踏み入れるという大きな生活の変化にひどく疲れ、家に帰っても、後妻さんに気を使い、
さらに自営業の父親に「だらだらしているなら俺の仕事を手伝え」と休むことを許されず、
今度は私の心が壊れてゆきました。
結果、やさしい言葉をかけてくる、詐欺に引っかかってしまったのです。
詐欺は少額でしたので、事なきを得ましたが、父親にこっぴどく怒鳴りつけられ震え上がるほど
罵られました。
いろいろあって、やっと家を出て一人暮らしを始めたのですが、
その後、私に病気が見つかり、報告すると、父親は私の身体を心配する前に、
同じ病気の人を全員敵に回すような、おぞましい言葉で罵倒されました。
後妻さんにもそんなことでいちいち痛いとかおかしい、みんな我慢していると言われました。
思いのほかこれが大病だったので、入院して手術までしたのですが、
病院が遠いから見舞いにはいかないと言われ、今度は退院した後に、
人に心配をかけといて、礼がなっていない!と罵倒されたのです。
もちろん、礼は言いましたが、礼の仕方が気に入らないというのです。
まだ自宅療養しなければいけないときに、このありさまで、正直大変ショックでした。
その後会社の合併や移転があり、いろいろなことにいっぱいいっぱいになり、
私の心がまた壊れるのも時間の問題で、私の部屋がゴミ屋敷になっていきました。
何をやっても受け入れてもらえず、父親の望む生き方でしか生きさせてもらえず、
生きる楽しみも気力も無くし、仕事の環境も慣れていたものから変わり、
気持ちがあまりにもつらく苦しくなったのでクリニックに行ったところ、
うつ病の診断をうけました。
でも、父親にも後妻さんにも、うつ病を理解してもらえませんでした。
だらしない人間の逃げ口上だ!うそつきだ!と二人に言われたのです。
そうやって病気をするたびに罵られました。
そんな時、父親が、物置代わりにみんなで使っていた祖父の家を突然売ると決め、
そこにある物を引き取れと言ってきました。(終活なんだそうです)
引き取るためにゴミ屋敷の片付けを始めましたが、うつの症状が重く、身体が思うように動かず、
少しずつしか進みませんでしたが、
「片付けをしているのか?」と父親に聞かれましたので、ゆっくりでもやっているので「している」
と答えました。
ですが、私の家に来て、ゴミ屋敷の状況を見て、「全然片付けが進んでいない!お前はうそつきだ!」
と罵られました。
結局は父親と後妻さんが片づけを手伝ってくれましたが、捨てないでほしいものまで捨てられてしまい、
片付いた後は喪失感でいっぱいでした。
2年ほど経った今でも、捨てられてしまったものへの未練が断ち切れません。
ですが、手伝ってくれたことに何度も礼を言い、食事会も開き、私なりに感謝の気持ちを伝えたのですが、
またも礼の仕方が気に入らないと言われました。
ある日、私が休暇で休んでいたら、突然家のドアを開けられました。
チェーンをしていたので侵入はされませんでしたが、父親でした。
私が会社に行っているスキに、またゴミ屋敷になっていないか、見に来たのでしょう。
ですが、いくら合鍵を渡しているとはいえ、一個人の住宅に断りも無く入るのはありえません。
父親に、「急にドアを開けられたら、泥棒だと思うでしょう?」と言いましたら、
「俺が泥棒だというのか!親の気持ちがわからないのか!もういい!」と罵られました。
それ以後、絶縁状態です。
もういい!と言われ、自分の親と常識的な話が全くかみ合わないことに恐怖はありましたが、
なぜかスッキリした気分になりました。
今まで私は、父親に何かを頼ったことはありません。
部屋の片付けも父親が祖父の家を売るために必要があってやりに来たことで、
片づけを手伝ってくれとは頼んでいません。
前に一度何かを頼ろうとしたときに、ものすごく嫌がられ、文句を言われたことがあり、
頼むたびにいちいちそんな態度をされるのが面倒くさいので、
何かあっても全部自分で解決してきました。
父親の再婚の頃と違って、お金でも自立しています。
世間知らずで育ったために生きていくのが大変でしたが、頑張って何とか人並みに生きられるようになり、
今まで、父親に頼らずに生きてきたのだから、今までとなんら変わらないし、
父親の地雷に怯えて暮らさなくても良いのだと思ったので、スッキリした気分になったのだと思います。
それから、いろいろ考えました。
当時は気づかなかったけれど、父親はうまいことを言って私を丸め込んで再婚しましたが、
母親も私も裏切って、不倫していたということ、しかも、後妻さんの家庭も揉めていて、
離婚しきれていない状態だったので、結局はW不倫だったことに気付いて、
怒りがこみ上げてきました。
当時私は、後妻さんの息子に相当恨まれていたらしいです。
母親を取られたと思ったのでしょう。
恨みはお互い様だと思います。
今ではその息子には子供ができ、後妻さんと息子の間は良好のようです。
が、私の父親も一緒になってそちらの孫のことがかわいいかわいいと言っています。
前出の私の大病は子宮の病気です。
よくも私の前でそんな事を口にできるなと思います。
そうやってその息子は幸せな生活ができているのですから、恨まれる筋合いはありません。
私はその間も今も、幸せな生活などできていないのです。
私や母親が心を壊したのは、まぎれもなく父親のふるまいのせいだと思いました。
父親が気に入らないと思えば、自分の弟でさえ絶縁です。父親の友人も何人も絶縁しています。
あの父親の近くにいると、みんなが不幸になる。
それを考えると後妻さんはベストパートナーだったんでしょう。
絶縁状態になったとはいえ、父親は合鍵を持っているため、今でも私の留守中を狙って
侵入しているようです。
物が動いていたので、わかりました。
絶縁状態を招いた己のその行動を、またしても繰り返していることに、怒りがこみ上げ、
気持ち悪さを感じています。
前回の時に「もういい!」と言い放ったのですから、放っておいてくれればいいのです。
今の家は、環境も良く、とても気に入っているので引っ越しをしたくありませんし、
引っ越しをする元気もありません。
私は、ドアの鍵を交換することで、父親の過干渉に立ち向かうことにしました。
自分の家にいても常に監視されているような今の状況ではくつろぐこともできません。
今度は絶対に合鍵を渡しません。
急に鍵が使えなくなって逆上されても困るので、集合住宅で鍵の工事があったので、
今の鍵はもう使えないとだけメールしました。
するとすぐに父親から電話がかかってきましたが、出ませんでした。話したくありません。
メールで返信すればいいことを、急に電話してくるのは、やましいことがあるからでしょう。
しばらくして了解したと返信が来ましたが、今後父親が何をしてくるのか考えると怖いです。
ネットでいろいろ調べて出てくるのは、毒親は治ることはないということ。
私は絶縁後、自分の今までや考え方を見つめなおして生き直そうとしているのに、
父親は変わらず私を支配しようとしていると思うと、本当に治らないんだなと、
悲しく思います。
私はこれからどうやって自分や親に向き合っていったらよいのでしょうか?
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参考:似ている悩みと対処法
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