大人になった今でも子どものころに言われた母の言葉を引きずっています。
こどものころから、スカートを履いたりおしゃれをしようとするとよく笑われていました。何かを選ぶ基準がいかに目立たたないかになっていました。高校生のころ好きな相手に告白されてそれを母に話したら、それはドッキリなんじゃないと言われ、少しでも浮かれた自分がとても恥ずかしくなりました。

だけど大人になった今、母からはどうしておしゃれをしないのか、結婚はしないのかとよく聞かれます。今まで否定されてきたものを突然するように言われ、どうして良いのかわかりません。ドッキリなんじゃないの一言がどうしてもいつまでも忘れられず、大人になり告白されても、自分のことを馬鹿にされているような気持ちになってしまい、どんなに自分が好きだったとしても交際しようと思えません。最近では、母からおばさんとよく呼ばれるようになり、目立たないように、年相応じゃない服を着ないようにしてきたのに、私はどう生きたら良いのかわからなくなってしまいました。

母に辛かったと伝えても、あなたが神経質なだけと返されます。母は自分自身がそんなつもりでなければ、相手が傷ついたとしても関係ないのだと思います。

母から離れたら良いとよく言われますが、こどものころから母の言葉、存在があまりに大きすぎて抜け出すことが怖いです。母を気持ちを変えることは難しいですが、自分の自己肯定の低さを変えることはできるのでしょうか。