私は19歳から約15年精神科に通院していました。大学に入学した直後くらいから周りとの差にストレスを感じ、うつ状態になったことが始まりでした。22歳くらいから自宅から近い病院に通い始め、薬物療法で治療をしていました。アルバイトとして接客を中心に職場を転々としながら病気と付き合ってきました。症状が改善されていると感じながらも、診察ではほとんど話はせず、処方箋を出すための3言くらいの会話で終わっていました。はっきりと病名は言われていなかったので、薬の作用も分からず「仕事をするための道具」と言われ、薬を止めたくても止められませんでした。現在は通院を終了して薬も飲まなくなりましたが、根本的な問題がまったく改善されていないことに気付き、無力感が残ったままです。
私の心に根付いた問題ははっきりと自覚があり、その原因となる出来事が起きた時からずっと付き合ってきました。それは現在進行形で、この先もずっと付き合っていくものだと思っています。厄介なのは、完全に消したいわけではなく、逆に忘れたくないと思っていることです。この問題を専門医に聞いてほしくて色々調べて行動を起こしたこともありますが、嫌な思いしかしませんでした。
私は自分のことを異質だと思っています。これまでの人生やそこから得た考え方などが共感されることがほとんどないので、自分のほうがおかしいと感じています。まずは話をしっかり聞いてくれる方に出会いたいです。話したいことがたくさんあるのに遮られるのはイヤですし、相手の表情や口調からめんどくさい空気を敏感すぎるほど感じてしまうので、ストレスなく話をしてみたいです。