同性愛に関連する事柄が含まれることにご留意ください。
お世話になっております。ダーウィン結節です。いつぞや見かけた「女の子が先ず身近な同性に恋心にも似た憧れを抱くのは、来たるべき運命の異性との恋愛の練習のためなのだ。」という趣旨の文章がずっと頭に引っかかっています。
私は女性で、性別に違和感はありません。また、異性愛者です。厳密に言うと、異性愛者としておくのが、一番違和感が少ない上に生きやすいだろうからそういうことにしておきたい、という具合です。最もしっくり来るのは、女性なのは間違いない、性的指向はほぼ異性愛だろうが能く分からない、という説明です。回りくどい言い方になるのは、高校時代に同性を好きになったかもしれないからです。
高校は女子校で、好きになった(断定しかねている)人(以下Iとします)は、
・当初より受験校のレベルを下げて、私の第一志望校に入学した
・博学で、優しくて、面白い
・ボーイッシュとまではいかないが格好良い
という人でした。憧れと恋愛感情を混同していたのだと一笑に付されても仕方ないと思います。私もどこかでそう思っています。詳細は省きますが、片想いが何となく終わった後、同じ大学の先輩(男性)に告白されて、付き合うことになりました。相手の学業が忙しいとのことで別れることになってしまいましたが、とても良い思い出になりました。この一件で、Iへの思いは思春期に能くある気の迷いと結論付けた筈なのに、「女の子が……。」という一節に、もの悲しい、もの寂しい、疎外感、急き立てられるといった感じがします。ずっと、所謂恋バナについていけませんでした。小・中では、誰かを好きになるという感覚自体が分かりませんでした。Iへの思いは、本来もっと幼いうちに経験する筈の疑似恋愛だったのでしょうか。
彼女が男だったら付き合いたい、というより、彼女と付き合いたかったです。一言、
「月が綺麗ですね。」
とでも言えていたら、と今でも思います。今までで一番輝いていた高校時代の象徴が彼女だったというだけの話なのでしょうか。信頼できる人に、能くある勘違いだった、と話してお終いの筈だったのに!
もう何に悩んでいるのかも判然としません。いつも以上に纏まりのない文章ですみません。もし痛覚に変換されるとしたら、相当痛いです。
読んでくださってありがとうございました。
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かおり
π- 2020-09-18 20:52
コメントにならないかもしれません。
私も女性ですが、ずっと共学だったので、女子校の文化は話には聞いても経験した事が無いのでわかりませんが、思春期にはそういう事もあるのでしょうね。
私は共学でしか過ごしてきた事はありませんが、主さん程ではありませんが、やはり高校時代に憧れていたと言うか、尊敬していた女性の先輩は居ますので、何となくお気持ちは理解できる部分もあるような気もします。
ただ恋愛対象は男性でしたので、その女性の先輩への憧れは、男性への恋愛感情とは異なる感覚だったような気もします(私の場合は)。
しかしもしその女性の先輩が男性だったら、私の場合は、完全に恋愛対象になったのかもしれないと言う思いもある一方、否、あの先輩は女性だったからこその魅力が有り、その魅力に当時の私は憧れたのかな…と言う思いもあります。
私の話になってしまいましたが、主さんのお気持ちに共感する部分もあり、何となくコメントさせていただきました。
また主さんの「「月が綺麗ですね」と言えていたら」と言うお気持ちも、主さんのIさんへの澄んでいる純粋な想いが滲み出ていて、素敵な高校時代だったのだろうなぁ…と思いました。
ダーウィン結節
π- 2020-09-19 16:35
「しかしもしその女性の先輩が男性だったら、私の場合は、完全に恋愛対象になったのかもしれないと言う思いもある一方、否、あの先輩は女性だったからこその魅力が有り、その魅力に当時の私は憧れたのかな…と言う思いもあります。」
という、まさにこのようにしか言い表せないようなご経験についてのお話や、
「また主さんの「「月が綺麗ですね」と言えていたら」と言うお気持ちも、主さんのIさんへの澄んでいる純粋な想いが滲み出ていて、素敵な高校時代だったのだろうなぁ…と思いました。」
とのお言葉に、件のフレーズで痛んだ箇所を優しく撫でていただいたかのようでした。ありがとうございます。