私は人を信用出来ません。
故に、生涯、誰かを愛した事がありません。

私は貧乏人の元に生まれた為に、今日まで文字通り苦渋を舐めて生きてきました。

子供を育てる保証が無いまま、親の勤めを果たさないのに、人は性欲に溺れ、後付けで己を正当化します。
そんな母親を見てきたからでしょうか、私は性行為を容易く行う人間を侮蔑の対象にしています。
特に、無条件で女性を避ける傾向があり、恋愛は愚か、会話すらしたいと思えないのです。

こんな私でも誰かを信用し、協力し合う悦びに浸っていた事もあります。
しかし、唯一信用していた人間にも裏切られ、その結果、自分以外を一切信用しないという結論に至りました。

幼少期に虐待をされていた時、理不尽な怒りをぶつけてくる母親の顔色を伺い、相手の求める模範を演じる事を強制されてきた経験から、大抵の人間には『相手の求める○○』を演じる事で、最低限のコミュニケーションが取れます。
しかし、幼少期のトラウマを用いる事でしか生きられない自分に、自分自身が殺したいと思う程に嫌悪を露わにしているのです。
一人になった時、その嫌悪がより強く現れて、とてつもない闇に包まれます。
恐らく、この闇に囚われている自分を救えるのは他人だけで、その繋がりや力を、愛や友情と呼ぶのでしょう。
ですが、私には愛も友情もありません。
今まで関わってきた全ての人間と、本当の自分が言葉を交わした事はありません。
道化として生き、それをしなければ生きられなかった人生に、歳を重ねる度、絶望しています。
私の年齢は23ですが、生き地獄を23年も耐え凌いでいる辛さを理解してくれる人はいません。

こんな話をして何の解決にもならない事は、自分でも分かっています。
自分自身が変わらなければ周りも変わらない、的を得た自分にぴったりな言葉です。
しかし、正直になればなる程、自分が苦しむ結果だけが残るのです。
こんな人生なら終わらせてしまえば良い、最近はそう思えてなりません。

しかし最近このような場所があると知り、最後に少しだけ自分の思いを書き連ねてみました。
相談とは程遠い場違いな内容ですが、感想など頂ければ嬉しいです。