私は27年間ずっと実家で暮らしてきました。
しかし、周りが結婚や一人暮らしなどいろいろ活動したり、自分の年齢もあって、私自身も一人暮らしをしたいと思い母に打ち明けました。しかし母は「ただ一人暮らしがしたいなんて信念のないことでする必要ある?」「お母さんは若い時一人暮らししたいなんて思わなかった」と言い、「行きたいなら止めへんよ。どうせ私は最後1人になるって腹を括ってるから」「あんたがここ出たらもう一生一緒に住むことはないやろうな」など後味の悪いことを言われました。
しかし、私には姉がいるのですが、姉は10代で家を飛び出し荒れていたので1度実家に戻ってきて落ち着いたらまた家を出たいと言って一人暮らしをさせていました。
その違いが何故なのか聞くと「姉は最悪の事態になってもど根性でなんとかするけど、あなたは真面目やから騙されたりするし、精神的に病んでしまうやろ」との事でした。
私は姉が荒れて家がバタバタしていた時も迷惑かけないように真面目にしていましたし、母方の祖母の介護も中学生から約10年間手伝ってきました。私は今まで家族の為に我慢してきて、いざ自分のやりたいことを言ったら誰も応援してくれません。
母は心配だからの一点張りでしたが、心配もあるかもしれませんが、寂しいという個人的な感情もあるのではないかとも思います。
確かに母は5年前に血液の病気になり余命宣告もされましたが、移植をして無事助かりました。しかし、またいつ再発をする不安もあるかもしれません。私もその母の気持ちは十分分かっているつもりです。でも、私も自分が思うようにやっていい権利がありますし、何より姉が良くてどうして私はダメなのかと不平等さにずっと疑問もありました。


その後少し経ってからもう1度母と話し合い、今度は母が寂しくないように週に何回か電話もするし、帰れる時は帰るようにする。
お金も仕送りできるように仕事を選ぶといろいろ母の不安を和らげるよう私なりに考えて提案しました。
しかし、結局母は理解してくれませんでした。
「あなたはお母さんの病気を何もわかってない!治ったように見えるけど治ってない!」「お母さんのこと早く死んで自由になりたいと思ってるんやろ」と言われました。
辛かったです。母の不安もわかるのですが、そんな事を言われることが辛くて、そんな事を言う母のことを嫌いになりそうで…

私は荒れて家を出ていった姉の時に母が泣いて辛い思いをした姿を見ていたので、同じことはしたくないのでなんとか話し合ってお互い納得できるところを探してなるべく近い県に引っ越すようにするなど提案をしましたが、「なんでそんなに出ていきたいん?この家が嫌いなんやろ?」と話は進みませんでした。
「結婚して家を出るのは仕方ないけど、一人暮らししたくて出る気持ちがわからん」の一点張りでした。

これだけ話しても分かってくれない母に対して私はその次の日から心に穴がぽっかり開いたように母と話しても楽しさも怒りも感じにくくなりました。感じないというか感情を殺してる感覚です。
でも部屋で1人になるとボッーとして母に言われた言葉が蘇ってきて泣けてきます。
こんな感覚は初めてです。
そんなに一人暮らしをしたいというのは変なことなのでしょうか?

後この話を他のサイトでも相談してみると毒親ではないかという意見もありました。
どうでしょうか?