誰にも本当のことなんて言えません。
母は情緒不安定でその自覚がありません。理不尽に怒られることも多くて昔から自分の気持ちよりも母の機嫌を見て生きてきました。その結果、自分は何も育たずいつのまにか15歳になってました。
ある時、母を怒らせてしまいました。怒ってる理由なんて関係なく反射的に私が悪いと思ってました。けど、どうやら私の問題ではありませんでした。「あんたもおばさんみたいに子供と上手くいかないよ」と言われ、どういうことかわかりませんでした。後々知りましたが、どうやら私の家系の女性陣は自分の思い通りに生きた結果家族にストレスを与えていたようでした。母もそれをずっと心配していたのでしょう。でも当時の私にはそんな綺麗な感情には思えませんでした。「どんだけ頑張っても血筋なんて変えようがない。努力したって無駄じゃん。あれ。私って何のために頑張ってたの?私は何がしたかったの?え?私は何が好きなの?嫌いなの?」て混乱と怒りの嵐でした。それからは自分の感情を全部ひっくり返すようになりました。今までの自分を逆にすれば本当の私と出会える気がしました。けど、そんな単純ではなく。15で気づいて今は23歳まで生きました。死にたいって何度も思いました。生きるのはつらかったら。けど死ぬのも勇気が必要で。勇気がないまま頑張って生きました。生きた結果思ったのは気づいた時から始めればいいのかなってことです。人生の終わりぐらいに傷ついた後ならそこそこ辛いことなんてすごく楽なことでした。なんだ。この人大丈夫じゃんって思われただろうけど、今でもたまに一人で泣いてます。泣く理由なんてない時もあります。でも、孤独で辛くて死にたくて。でも誰にも頼りたくなくて。自分の情緒を振り回す誰かと一緒になりたくなくて。だから、明日には笑顔に戻るんです。ピエロと自分はニアリーイコール。