先日父が亡くなりました。
父はアルコール中毒で重度の鬱病でした。
そんな父は一人暮らしでした。
なので、発見されたのも亡くなった2日後でした。

私はずっと父を恨んできました。
酔えば手を出し、怒鳴り、小学5年生の女の子のトイレやお風呂を無理やり覗こうとしたり、お前より可愛い子が生まれてくればよかった等散々酷いことを言われてきたからです。

なので、私は父をどこかで見かけるだけで過呼吸を起こしていました。
父なんていつ死んでもいいとすら思ってた。

しかし不思議なんです。
父が亡くなったと聞いてからは悲しくて仕方がありませんでした。
火葬の際久々にしっかりと見た父の顔。
でも、もう会話も出来ないのだと思うと涙が止まりませんでした。
1時間半後に跡形もなく骨となって出てきた父。

父は亡くなる前に
俺GW終わったらハローワーク通うから!今度こそ真面目に働くから!
と嬉しそうに報告していたみたいです。
GWが明けるのにあと一日だったのに。。。

父の家へ後片付けに行った時に、私の七五三の写真を見つけました。
汚い家だったけど、玄関の見える場所に飾ってあった。
すごく後悔した。

私もパニック障害という精神疾患にかかり、どれだけ苦しいか怖いか孤独か分かっていたのに手を差し伸べてあげることが出来なかった。

だから、せめて49日の間だけは父のお骨は私が引き取ることにしました。

不思議なことに、いつも父のことを考えると嫌な思い出しかどうしても思い出せなかったのに、なくなった瞬間に父がまだ鬱じゃなかった頃の優しかった頃の父の顔や思い出が頭の中に浮かびとても悲しくなるのです。

そろそろ父を許し会いに行こうと決めていた矢先の父の死。
もう2度と会えないのだと思うと悲しくて辛くて涙が止まらないのです。

ごめんなさい。
相談する相手もいなく、結局ここを頼らせていただきました。
長文失礼いたしました。