初めて投稿する大学四年生です。

私は臨床心理士を目指して、今の大学に入りました。実家は都会で、大学とはずいぶん離れているので、入学時は母親(母子家庭なのですが)と揉めましたが無理にワガママを言って今の大学に四年間行かせてもらってます。
母も毎日メールや電話をくれます。

大学２年生の時､私は性被害にあいました。睡眠薬を飲まされてそのまま行為まで持っていかれました。警察の方や両親、心理の担当教諭、精神科の先生、大学の相談員の方にお世話になりました。そこから、１年間くらいは大学の心理士の方に相談をしていたのですが、ある時、将来の話になりました。
「将来は臨床心理士になりたいの？大学院に行こうと、考えているんですね」と、心理士さんは私の考えを受け入れてくださいました。でも、「臨床心理士って大変よ。女性の場合はすぐ結婚しなくちゃ。今はパート扱いの仕事が多くて、とても独り立ちまで行くのは厳しい。スクールカウンセラーで折れた学生を何人も知ってますよ。他大学の院に行くなんて言っていたけど、この大学に在籍しているアナタのレベルでは無理じゃないですか？」
と、現実的なお話をいただいた時から、少しずつ私の意欲がなくなっていくのを感じました。恐らくこの時点で、その方の仰ることを素直に聞いていれば良かったと思います。私には素質がない。ちゃんと自覚すべきでした。その心理士さんとは、それ以来会うのが怖くて会いに行けていません。

そして、現在は四年生の追い込みという時期もあり、卒業論文と大学院の入試対策で忙しくしています。ゼミ配属も決まり(希望制ではなくランダムで決められるのですが)、卒業に向けて頑張っていたのですが、一ヶ月程前にゼミで発表する際、教授から「言いたいことがまとまっていないし、よく分からない。もっとしっかり論旨を立ててきてください。対象者の選定も間に合わなかったら大変ですね。」と言われ、一ヶ月間論文を読んだり自分なりに論旨を組み立てたのですが、どうしても上手く行かず、先日完成度の低いレジュメで発表しました。いろんな課題にぶつかって、上手くまとめられなかった私の責任だと思います。その時も、「やろうとしていることは面白いのに、なんだかとても腹が立ちます。しっかり論文が読めていません。何が言いたいか、何を調べたいのか、全くわかりません。この一ヶ月何してたんですか。」と詰め寄られ、無言で押し黙っていると、友人がフォローを入れてくれた時に、教授は「そんな事誰でも悩むから、相談すれば良いのに。先輩方もそれで随分悩まれてたんですよ～、相談しなきゃ相談」と明るく返して下さいました。
勿論相談する機会もあり、相談したり一緒に話し合ったりして、自分でも悩んだつもりではいます。けども、なんだか教授の感情が私の論文ではなく私自身に向けられているような気がして、とても辛かったです。他の人の論文と、私のものが違うのは分かります。理解不足ですし、全く洗練されたものではないです。でも、明らかに機嫌が悪そうなのは、矢張り私のせいではないかと思ってしまいます。
そんな事絶対有り得ないのですが、その日から教授に勧められた文献(論旨の組み立て方や目的も全部否定されてしまったので、一から組み立てることになったのですが)を読んだり、色々と考えているのですが、辛さが前に出て内容も頭に入りません。
こんな事ではいけないと思っているのですが、何故か死にたいという思いが消えません。この一ヶ月くらいは、ずっとそんな状況です。

卒業出来たとしても、院には入らず地元で就職すべきか、高卒でできる職に就くのか、それも考えています。母親は、「絶対大丈夫、絶対大丈夫だから」と、いつも励ましてくれます。友達も「大丈夫だよ、まだ間に合うよ」と言ってくれます。けれど、自分ではそう思えるどころか、そう言われる度に「情けない」「お前みたいなやつが居るから」と言われているようでとても辛いです。そんな気持ちが1ミリも無いのは分かっているのですが、どうしても頭からそんな考え方が離れません。今も部屋から出られないでいます。

心理に携わろうとしている人間が、こんな事で本当に情けないと思います。自分と同じ志望を持つ仲間にも、親にも、申し訳なく思っています。けれど、目の前のやるべき事をしようとする度に、物凄い不安感と失望感のようなものに苛まれてしまいます。
死のうとしても、またそれで色んな人に迷惑をかけると思うと、どうして良いか、わからなくなります。いつも逃げてばかりの選択をして、自分が本当に情けないです。

悩み、と言っても自分が何に悩んでいるのか、どう助けて欲しいのか、どうすれば良いのか、よく分かりません。
登っても登っても、蹴落とされる階段に、馬鹿みたいにしがみついてる感覚です。