自分の親が毒親なのか判断がつかずにいます。

物心ついた頃から母が不在で、父と祖母と三人で暮らしていました。
母がいない理由ははっきりと教えられなかったと思うのですが、時々悲しくなって涙が出たり普通の家庭の子が羨ましくて仕方がないことがありました。

中学校に上がってしばらくすると祖母の体調が悪くなり祖母がホームに入ることになりました。しばらく父と2人で過ごしましたが、父の帰りが遅いことが多く、寂しい思いをした記憶があります。

このあたりで、実は母は病気で入院をしていたと聞かされ、それから何度か母と会うようになり、高校生になる手前で母と三人で暮らすことになりました。
はっきりと病名を聞いた記憶がほぼないですが、病状や話の内容から、おそらく母は統合失調症なのではと思っています。

ずっと求めていた母との暮らしは当時のわたしには落差がありすぎて本当に辛かったです。

このあたりの細かい記憶があまりないのですが、本当にたくさん泣いたと思います。母を殺すか自殺するかを何度か考えました。

ただ当時の私はかなり感受性が強く心の弱い子供で、実際よりひどく感じていただけかもしれません。

母は症状がひどくない時は優しい時もありました。空白を取り戻したくて精一杯頑張っていたのだと思います。私はそれなりに子供なりのわがままが出来ていたような気もします。

ただ母の怒りや悲しみや気分が塞いだり症状がひどくなる要因がいつも分からないので、いつも混乱していた気がします。段々と下手なことを言わないように喋らなくなり、嘘をついたり機嫌をとることもありました。

これ以上一緒にいるのは無理だと思い、大学で家を出る決心をしました。この時は反対されましたがなんとか無理を言い出ることができました。

大学時代は初めての自由な生活でしたが、今考えると私は大学〜20代後半あたりまでうつ病に近い状態だったと思います。(なぜなら今はすごく生きやすくなったから)

大学卒業後も実家に戻りたいと思えず、就職で上京しました。この時こそ泣かれ喚かれ猛反対されましたが、押し通しました。最終的に実家に帰ることを母は勝手に条件としていました。

このあたりから母の症状も悪くなり、夜中に隣家に向かって喚くこともありました。

実家には帰りたくなかったですが、帰省しなければもっと状態が悪くなると思い我慢して帰りました。もちろん症状が軽い時は笑って話したりするときもありました。

私が20代後半になるころ、母が友人の勧めで宗教を始めるようになり、徐々に症状が改善されていきました。

おそらく家以外の場所が持てたことがよかったのかもしれません。またあまり真面目に薬を飲んでいなかったのを、父が状態に耐えられずなんとか説得し注射に変え、それも功を奏したようでした。

それから母とも普通の会話ができる機会が増え、帰省もそこまで苦にならなくなり、わたしのうつ(?)も改善され、昔よりも生きやすく感じられるようになりました。

そうすると、今まで気が回らなかったこと(誤魔化してきていたこと)、わたしが他人に心を開かないこと、自分の本当の気持ちが分からないこと、に段々と気づくようになりました。

年齢も年齢なので結婚もしたいのですが、この問題がかなり足を引っ張っていると今更気付き始めました…

そして親も早く実家に戻って結婚しろと言ってきています。
わたしは正直今の距離感が一番良いと感じています。

が、それを伝えることは出来ないので、東京で結婚するかもしれないと伝えると、母は鬼のように怒り、いつまで親に反抗するのか、甘えたことを言うな、私は戻れと言われて戻ったんだ(母も若い頃上京していたが祖母に言われて地元で結婚した)、あんたみたいなのはひとりで結婚相手を見つけてもまともな奴と結婚できない、と罵られました。

その後に泣かれました。
わたしはこの反応に半分驚きましたが半分はやっぱりねと思い、やっぱりこの人とは永遠に分かり合えないのかもと改めて感じました。

自分の気持ちをなんとか整理して、父に「あの人とは距離を置きたい。その方がお互いに良いと思う」また耐えきれず「負担だ」と言いました。すると父は「だから言っただろう」と言いました。

母と同居をする前に本当にするかと私に確認をしたことがあったと思うのですが、おそらくそのことでした。

父に他意はなかったのかもしれませんが、私には「お前が同居したいと言ったのが悪い。

お前のせいでこうなったんだ」と聞こえ、ああこの人こんなことを言うんだ、こう思ってたんだ、この人とも分かり合うのは無理なのかもしれない…とほとんど初めて父にもはっきりと不信感を感じました。

その後母は父にうまく言われたのか機嫌を直し、私が自宅に戻った後「今度は引き上げてくるのを願っています。

父も願っています。居る間は頑張りなさい。」とメールをよこしました。母の中ではストーリーの結末は決まってるんです。結局対話の意味はなかったと感じました。

正直もう二人と縁を切っても良いと思い始めています。でも、それが悲しいと感じることもある。もし私が間違っていたら…私がわがまますぎて、思い込みが激しいし、だからこんなことを考えているのかもしれない…と思うこともあります。

それに私が縁を切ると言ったら母の病気がまた酷くなってしまうかも、父が耐えきれなくなって母を殺したりしたらどうしよう…

私は父を置いて出て行ったのだし…そもそも父が言うように私が同居すると言わなければよかったのかも…でも私のせいにする父は責任転嫁だ…などと考えてしまいます。

いっそ誰かに、お前の親は毒親だから捨てていいと言って欲しい。もしくはお前の性格に問題があるからカウンセリングを受けろ、でもいいです。
とても長文になってしまいすみません、できるだけ正確に書けるよう意識しましたが、簡単に書ききれるものではないですね…
よろしくお願いいたします。