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• 軽度ADHDの診断を受けている23歳です。

コメント

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  初代あかり(殿堂入り｜ココオルスタッフ)

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  π
  • 2017-02-22 22:19

  ご家族からは、まだADHDへの正しい理解は得られておらず、関わり方もうまくいっておらず、辛い状態になっているのですね。
  
  発達障害の特徴として、対人スキル、他者との協調性、適切な会話などの社会性が少しうまくいっていないところもあり、お仕事もしんどかったのだと思います。
  
  感情や衝動性などのセルフコントロールは、たしかにトレーニングをして、高めていく必要はありますね。
  
  日々の暮らしの中で、ちょっとした工夫を凝らしていくことで、部分的にしんどさが解消されたり、軽減されたりすると思いますが、現在は薬物療法以外に、取り組んでいる治療法にはどういうものがありますか。
  
  副作用の乳汁分泌については、その後いかがでしょうか。
  
  ある程度副作用が生じることは、薬には仕方がない側面もあり、重篤な場合はもちろん薬の種類や量を変えるなどをしますが、気になる場合は、一度主治医の先生にご相談をされた方が良いと思います。
  
  感情をコントロールする方法については、主治医の先生のご見解や治療方針、現在の治療の進捗にもよるので何とも言えませんが、薬物療法以外では、心理教育と環境調整療法、認知行動療法、心理療法、自助グループへの参加などが一般的には、中心となってきて、組み合わせや時期に応じて、あるいは個人によって調整していく感じになります。
  
  ご自身にとって、現在の良いところは、自分が診断を受け入れていて、なんとか改善したい、成長したいという意欲をお持ちという部分です。これは、大変すばらしいことで、実際にこういう意欲を持てていない当事者は、自立、社会復帰まではやはり時間がかかり、なかなか難しかったりします。
  
  そして、ご自身の現在の状態のしんどいところとしては、ご家族の理解やサポートを十分に得られていないという部分ですね。
  
  なので、これらの状況を踏まえて、今ご自身ができることにはどんなことがあるのかを、改めて一緒に考えていきながら、主治医の先生への働きかけも含めて、治療を通じて、日々の生活を少しでも楽にしていけるように、進めていくのが良いかなと思います。
  
  大切なことは、ご自身の独自のやり方をするとか、あきらめたり、無理に気合いと根性といった精神論で無駄なエネルギーの使い方をしたりすることなく、適切な努力の方向を、ご自身のペースで、ひとつひとつ積み重ねていくことです。
  
  考え方、取り組み、アプローチの仕方は、いろいろとありますし、じっくりと少しずつ一緒に考えていきましょうね(^^)