父の話をします。父と一緒に住んでいたのは小学校に入るまででした。父方の家業が忙しく両親や祖父母も毎日忙しく働いていました。私の面倒は主に家政婦さんか保育園、友人の親たち、母方の祖父母が見てくれました。仕事の合間や休みの日は母が見てくれたように思います。
忙しかったこともありますが、家族で出かけた思い出は招待されるパーティくらいです。家族で過ごす時間はほぼなかったように思います。
母が私を父に預けることも数回ありました。しかしその場に私を置いて帰ったことも1回だけではなかったです。
約束した小学校最後の運動会も来ず、親子で参加するはずだった競技には先生と一緒に参加しました。
そんな父ですが、会うと嬉しいといいます。
愛されている気はしないのにそんなことを言うので混乱します。
21年生きて1度も愛を感じたことがありません。