横暴な父親に耐えられません。

私の父親は例えるなら「亭主関白」を絵に書いたような人物だと思います。

家のことを手伝っているところなんて見た事もなくて、代わりにやるのは全て母親です。あれやれ、これやれって口ばかり動かして母親に全部やらせて、自分が機嫌が悪かったり、気に入らない事があるとすぐに家族に当たったり、物を壊すような人です。(これまでに家の壁と扉が壊れました)

信じられないですが、父親は家の中という世界でなら中心にいて当たり前で、してもらう事が普通なんだという考えを持っているみたいです。

それなので、自分の意にそぐわないことがあれば怒鳴ることはあたりまえで、思い通りに動かない奴が悪いと本気で思ってるみたいです。

このせいで、小さい頃から家族が父親のことを壊れ物みたいに扱っているので、私からすると父親は家族というよりもずっと厄介者で、いない方が良かったのにとすら思ってしまいます。

また、これに加えて父親の事が本気で嫌いになった理由があります。それは父親のたばこ、アルコールへの依存です。

私は気管支が弱く、たばこの煙を吸うと息苦しくなってしまいます。ですが、父親は私が気管支が弱いことを知っていても、家のリビングで窓も開けずにたばこを1日1箱以上空けるペースで吸います。もちろん息苦しくて耐えられないので窓を開けようとするのですが、そういった事をするとまた怒鳴られるので、自分の部屋に逃げるようになりました。(これも怒鳴られることあります)

また、アルコールは基本家にいる時はいつもお酒を飲んでいて、正直機嫌が良くても悪くても扱いにくいです。もちろんこの時にも機嫌を損ねれば怒鳴られます。

私が父親のこれらに対する依存症で1番耐えられなかったのは、依存症のせいで常にご機嫌取りみたいなことをしなきゃいけないこともそうですが、何より周囲の友人のようなありふれた学生生活というものを送れない原因が父親の依存症が原因だと気が付いた時です。

私は今大学院に通っていますが、大学、大学院の学費は高校生からのアルバイト代と奨学金で何とかしています。高校生の時から大学に行くなら自分でも出してと言われていて、その当時は漠然と家にお金がないんだなと納得していましたが、たばこやお酒の相場も知らなかったのでそれがお金が無い原因とまでは考えていませんでした。

ですが、大学入学後に大学が設立する給付型奨学金に何度申請しても不採用でした。その採用基準は両親の年収が関与するもので、正直私がいくら努力をしてもどうにかなるものではありませんでした。そこで、その時に本当はお金が無いのではなくて、使い方が悪いだけなのかなと考え、それで父親の依存症が原因だと気が付きました。

この時にはさすがに周りの友人は当たり前のように大学の学費を親が出してくれているのに、なぜ私は親の依存症が原因で遊ぶ時間を削ってほぼ毎日アルバイトをして学費を集めてるんだろうと、やり場の無い感情が生まれました。

この辺りからとにかく親から離れるための方法や、親に頼らないで努力する方法ばかり考えるようになっていたと思います。実際に大学はとにかく勉強して成績を取り、大学院は自分の学力で採用してもらえる奨学金をいただいて、やっとアルバイト漬けにしなくても学費が払えるようになったり、自動車免許の費用も工面出来ました。

小さい頃からずっと父親という存在に対して違和感を持っていましたが、父親に対して使うのは親不孝かもしれませんが父親の存在が私の人生の障害であったり足枷になっていると感じていて、消えて欲しいと思うくらいです。

父親がいなくて、母親だけなら大変だっただろうけど今よりも楽しくて、しかも片親だから奨学金の採用もされやすかったのかな…とか色々と考えてしまうことも少なくありません。

就職と同時に家を出て行って、これから先は父親とは接点を極力持たないように生きていこうと思っています。ですが、これから先誰かと私が結婚をするとなった時に、相手をどうしても父親にだけは会わせたくないです。自分の家族に会わせられないような私自身も嫌いですが、それ以上に私個人が頑張って積み重ねてきたものを父親のせいで一瞬で台無しにされてしまうような気がして耐えられないんだと思います。

自分でも怖いですが、私が結婚する前に父親はが死んでしまえばいいのにとすら頭によぎった事があります。しかも、きっと本当にそうなった時、私は涙を流せる自信がありません。泣くとしたら、きっと本当に嫌いだったんだ、やっといなくなるという安堵の涙になるんじゃないかと我ながらゾッとしています。

何年も自分の心の中で封じこめていた事を一気に書いてしまったのできっとぐちゃぐちゃの内容ですが、誰にも言えないことだったので読んだ人はどんな感想を持つのだろう、私の精神状態ってどんな状態なんだろうという客観的な意見を頂きたいです。(一応、周りの人には私がこんな悩みを持っているという事を微塵も感じさせないくらいには普通に過ごせてはいるみたいです)