拝啓、これを読んでるあなたは無理をしていませんか?幸せを感じれていますか?泣いていませんか?
 急ですが、あなたにいくつか質問させてください。
 自分の『運命』、『人生』、『命』。これらは一体誰のですか?…僕にはわかりません。しかし、一つだけわかります。それは「僕だけのものではない」ということです。それに、死のうとすると周りの人たちは僕を全力で止めます。
 病気で苦しいときや意識がない時も、人口呼吸器を付けたりするなど、死なないように周りの人たちは努力をします。海外では、ある少年が死を望み母親がその手助けをするということがありました。その母親は罪に問われました。
 僕が産まれる前には、たくさんの祖先がいます。その分も、僕らは生きなくてはいけません。また、海外には生きたいと願い続けても生きてゆくことが出来ない人もたくさんいます。そんな人たちがいるのに、僕たちが『苦しい』なんて理由で死んで良いのでしょうか?
 僕らは、思い通りに生きることも、死ぬことも出来ないのです。なのに、苦しみは絶えず僕たちを襲い続けます。
 僕らは、一体誰に助けを求めたら助かるのでしょうか。